黒豆・黒大豆の栽培ページ

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京都丹波の黒豆栽培方法

私の地域は京都府の中間くらいに位置する南丹市日吉町というところです。
各地の気候によって栽培暦は変わってくるので時期については参考程度にしてください。
後半に今年(2019年)のブログも記載しています。

 

 

種まきも色々方法があります事前準備としてどの方法であれ畑の畝立をしてしておく必要があります。
(畝とは畑に一定幅で土を盛っておくことです)
畝幅は130cmくらい必用です。一条撒きをするのですが
@40cmくらいの成長で土寄せをするので十分な土が必要であること
A花が咲くころにはかき分けて歩くくらいに成長するためです。

 

 

種の撒き方

さて種を蒔く方法ですが色々あります。
@畑に手作業で直播する・・・約60cm間隔で一粒ずつ蒔いていきます。
A手押し種まき機を使う…「ごんべぇ」という手押機で蒔く方法もあります。

種撒く機械

 

メーカー広告写真ですがバリエーションが豊富なので
一例です。

 

 

 

 

 

 

Bトラクターで種まき装置を取り付けて機械蒔きをする・・・多めに蒔いて後から間引きます。写真は近所でお世話になってるコウジさんです。
トラクターで種まき

 

C畑の一角に種をまいて移植する・・・一か所にまとめて種を蒔いて苗になったら本来の畝に移植します.。
この上からさらにネットをかぶせて鳥に食べれられないようにします。

 

畑に種まき

 

Dセルトレイに種をまいて移植する
私はこの方法を採用してるので詳しく解説します。
採用の理由は 以前は@の方法でしてましたが2年前に発芽してくると
ハトに食べられてしまうのです。
鳥よけの銀テープを張ったり予防したのですがだめで一週間で全部食べられて
しまったのでこの方法に替えました。この時のショックは大きかったですね。
CDの移植する方法は手間がかかりますが、良い苗を選んで
植えられるメリットもあります。

 

セルトレイというものがホームセンターに売っています、これに
土を入れてから種を蒔いて苗になったら本来の畝に移植するなど色々方法があります。
栽培面積により使い分けておられますが小規模なら@が多いですね。

 

まず写真のようなセルトレイ(128穴を半分にカットしたもの)を使います。
これに土を入れて種を一粒ずつ置きます。
この時のコツとして豆のヘソを横向けにおくのがポイントとか。
農協の講習会ではヘソは下向きがいいとか説明があります、
しかし機械で蒔く生産者の方はそんなの関係ないとのこと。
どれを信用するかはもう本人次第です。
私は一応ネットで調べるとある農業高校が発芽試験をして結果を参考にしました。
その結果とは数字までは忘れましたが発芽率がよい1位はヘソが横向けでした。
次が下向けで上向けが一番悪いという結果でした。
種まき1

 

覆土をして水をたっぷりかけておきます。
種まき2

 

毎日の水やりで 5日目でこんな感じです。
種まき3

 

次は移植です。

10日もすれば10cmくらいの苗に成長します、
黒豆の芽
これくらいになると鳩も食べないので畑に移植します。

 

 

そして手動移植器(商品名は「なかよしくん」といいます」
移植機1
手元のレバーを引くと口先が開きます。
移植機2
さぁ始めるぞ!。

 

もうお分かりですね、なかよしくんを畝に差し込み上から苗を落として
口を開けて抜く、そうです。
移植作業
本当は苗の持ち役と植え付け役の二人でするそうですが、人手がないもので
自作のトレイ置きに肩紐をつけてかけます。
”なかよしくん”がないと立ってしゃがんで植えての繰り返しで腰がむちゃくちゃ痛くなるのですよ。
60cm間隔で移植します、それと5株に一か所予備苗を畝の端に植えます。
後述するネキリムシにやられた時の予備です、残ったらそのまま成長させます。

 

ただ、”なかよしくん”はさらさらの土だとやり易いのですが、乾いた土に移植すると水やりが必要になってきます。
だから雨降りの後か、もしくは前もって水路から水を引いて土を湿らせておきます。
しかし、そうすると先のくちばしの抵抗が大きくなって開かないのです。
だから私は鍬の柄で事前に穴をあけて、そこへ落としていってます。
であれば”なかよしくん”でなくても塩ビのパイプでできるのでは、と最近思っています。

 

移植が終わるとしばらくは観察程度ですね。
このころはネキリムシにやられるので見回りが必要です。
こんな感じでやられます。
被害1
撮影のため根は抜き取りましたが完全に切断されてますね。
多い日で10株はやられます。
少し土を掘り返すと大抵は虫が見つかるので殺しておきます。
こいつです、殺しておかないと隣の株もやられます。
ネキリムシ

 

一回目の土寄せ

播種後、20日前後になると20cmくらいに成長します、また
雑草も目立ってくるの除草を兼ねて一回目の土寄せをします。
一回目ということは二回目があるのですね。
私はジョレンを使って株元に土を寄せます。黒豆の土寄せ
手前が終わった畝です。

 

土寄せの目的は
@茎に土をかぶせるとそこからまた根が出てきて倒伏しにくくなります。
A土をまぜることによって土中の酸素の供給がよくなります。
B除草ができます。
の三つの効果があるのです。

 

二回目の土寄せ

7月の上旬になると30〜40cmくらいに成長します、
もう ネキリムシの心配はなくなってヤレヤレ。
そして2度目の土寄せの時期です。

 

2度目の土寄せは管理機で前処理をします。
畝間の除草と土をほぐしておくのですね。

 

昨日の夕方に管理機の試運転を兼ねて少し畝間を通ってみました。
機械の手入れがよく?セル一発ならぬロープ一発でエンジンが始動しました。

 

エンジン付き農機具の保管のコツはシーズンオフに入る前にガソリンを
完全に抜いておくことなのです。
ガソリンは変質するのでキャブレター内のガソリンもエンジンをかけっぱなしにして
ガス欠状態にします。
この管理機はハンドルが180度回転するのです。
そしてロータリーを前にして進行方向に土を飛ばしていきます。
土寄せ準備1

 

打ち寄せ準備2

 

そしてほぐれた土を苗に寄せて仕上げるのです。
土寄せ

 

そうそう、ここで追肥として
亜リン酸肥料というのを軽くひとつまみ株まわりに振ります。
一回目の土寄せの時は散布を忘れました(いい加減ですね)。

 

土寄せは一回目と同じ要領です、土がほぐれているので軽く苗のほうに寄せて
草を一緒に土に埋めます。作業としてはしんどくないのですが暑さに参ります。
こまめに水分をとって休憩して、の繰り返しです。

 

涼しいうちに、と今朝は5時半から始めたので午前中にほぼ終わりました。
土寄せはしんどいのですが一株ずつをじっくりと見るのです。
アレッ結構虫に葉を喰われてるな、とかコイツは成長が悪いなとか、ね。

 

二回目の土寄せが終わると前半が終わった、という感じですね。

 

これからしばらくは

これからしばらくは見守り程度ですね。

  • 獣害被害がないか
  • 病気はないか
  • 虫はついてないか
  • 雑草は

とかに注意をします

 

 

たまに見回ると一本枯れています。

 

アレッ早速抜くと根元の茎が白くなっています。
病気の黒豆

 

白絹病の黒豆
白絹病と思われます、毎年10〜20株くらいはなります。
最初はびっくりしましたが最近は慣れました。

 

この病気は細菌性で伝染するらしいので見付けたらすぐ圃場の外に出して処分します。
でもネットって調べものをすれば私の疑問程度ならまず回答が見つかるので凄いですね、
助かります。

 

他、葉を虫に食われているのはたくさんありますがとくに広がるようでもないので放置してます。
雑草はドンドン増えてますが、成長につれて苗の下は生えなくなりました。

 

雑草は虫が湧くし、草の種が落ちる前に早めに除草するのが望ましいのですが現実は
伸びすぎてから刈るのが精いっぱいです。

 

 黒豆に花がつき始めました。

 

黒豆に花がつき始めました。
種まきからちょうど二ヶ月目です。
大粒のまめに似合わない直径が5mmくらいの紫の可憐な花です。

この花の後に鞘がつきます、面白いですね。
花が咲くと黒豆栽培の通過ポイントのひとつなのでうれしいものです。
例年なら盆前に咲き始めるのですが今年は少し早いようで、

 

葉をかき分けないと花が見えない環境でどうやって受粉するのでしょうか。
またまた検索して調べると、黒大豆は昆虫や風の力を借りないで,
花を閉じたままの状態で同じ花の中の雄しべと雌しべで受粉する
自家受粉の仕組みを持つ植物なんだそうです。

 

害虫の幼虫群を発見!

見回りの大事さを感じます。
できれば毎日、無理なら2〜3日に一回は見回りをお勧めします。

 

普通の歩く速さでかまいません、短時間でも歩いているとこのような葉が見つかりました。
葉の裏を見ると案の定、卵から孵化した幼虫がびっしりといます。
害虫1

 

裏返すとほらいっぱいでしょ!
害虫のアップ

 

 

たぶんハスモンヨトウかそれに類する虫と思われます、
放置するとすぐ成長して広がるので葉をちぎってすぐ処分します。

 

この虫の登場も少し早やいですね、例年なら盆過ぎ以降なのですが。
ハスモンヨトウというのは夜盗(よとう)虫とも呼ばれ、夜に活動をするため
泥棒のような名前がついたのです。

 

成長するとガになりますが、幼虫の間に葉を食い荒らすのです。

 

こんな虫もいます。
害虫2

 

農協では盆過ぎから3回の消毒をするよう指導があります。
しかし私は止めました、それは散布するのが結構重労働なのと
以前、散布しても三日後に虫が付いて効果がなかったのです。
それよりも無農薬にして見回りで虫を見つけるほうが効果的と感じたからです。

 

さやが付いてきました。

8月の下旬になるとこんなに成長しました。
夏の黒豆
朝に通ると朝露で濡れます。

 

さやが付いてきました。
黒豆のサヤ

 

害虫の種類

 

畑を見回っていうといろんな生物がいます。
(写真は以前の撮影です、10月になって少しは減りました)

 

害虫はほかにもいるのですが私が毎年苦労するのは下記の虫達です

 

@以前にも紹介したハスモンヨトウ類の幼虫群です、気持ちが悪いほど
いますね。
葉を食い荒らすので早めの駆除が大事です。
害虫3

 

Aアオクサカメムシです
アオクサカメムシ

 

Bホソヘリカメムシです。カメムシ類は実のうまい汁を吸うようで見付けたら
 手で叩いて駆除しています。
ホソヘリカメムシ

 

Cこれが調べても今のところ分からないのです、小さいけど毛がたくさん
生えています。これも葉を食い荒らしているので、葉をちぎってすぐに駆除します。
ネットで調べてもみつからなかったのです、どなたかお分かりの方がいらしたら教えて下さい
害虫4

 

Dコガネムシです、見つけたら駆除しておかないと土中で繁殖して根を荒らし、
翌年成虫したら葉を食害します。
これも今のところ見つけ次第に手で駆除しています。
コガネムシ

 

枝豆の季節

10月の中旬になると枝豆で食べられますが
2週間程度の短い期間です。
枝豆
これは珍味で居酒屋で出るのと味が全然違います。

 

 

 黒豆の葉取りが始まりました。

 

11月に入って大分に黄色化が進むと乾燥を促進するために
葉を取り始めます。
黒豆の葉取り

 

これが地味で後半の大仕事です。
剪定はさみで葉の付け根をプチプチと切るのですが、一株に50〜70くらい
葉がついてるでしょうか、平均3分ほどかかります。
羽鳥作業

 

随分とかさが小さくなりました。
葉取り後

 

剪定はさみで葉の付け根をプチプチと切るのですが
、平均3分ほどかかります。
ということは1000株あるので3000分、60分で割ると50時間で終わる計算ですね。
他の仕事をしながらのボチボチ仕事なので去年の日記をみると
19日ほどかかっていました。

 

黒豆の刈り取りを始めました。

 

11月下旬、勤労感謝の日でのんびりしたいのに
黒豆の刈り取りが待ってます。
刈りこみはさみで切り取っていきますが
株も2cmの径があると力が結構いります。
草刈り機で刈る方法もありますが分枝部がほとんど地面すれすれ
のなで株本をだしておかないとうまく刈れません。
刈り取り準備

 

黒豆の乾燥方法

刈り取りが終わったら乾燥工程にはいります。

 

@稲木架け・・・ウマを組んで棒を渡してそこに吊るす、昔の稲の乾燥方法
        です、稲刈りの後の日本の原風景ですね。 
        黒豆の場合はさらに専用のビニールシートが売ってるのですが
        2〜3万円するので私は幅が狭いですがマルチシートで我慢しています。
乾燥準備

 

A小屋に吊るす・・・小屋にロープなどを張ってつるします。
          しかし天日に当たらず風にも当たら
          ないので日数がかかります。ただ雨がふっても安心です。
乾燥工程
運搬車と扇風機は動物よけです、また少しの風も乾燥の足しになるでしょう。

 

C島立て・・・刈り取った畑の畝の上に3株ほどを逆さにしてピラミッド型に
       たてていきます。資材を必用とせず一番簡単な方法です。
       ただし地面に接している豆は乾かないですね、また地面の
       水分が直当たるので乾きも遅いです。撮影用に二つほど
       つくってみました。
島立

 

A農協の乾燥機を利用・・・束ねてくくって軽トラで何往復もして運搬しなければ
ならず、また順番待ちや料金を考えると周りの人もあまり利用していません。
但し勝負は早く有料の値打ちはあります。

 

 

自然館雄の悩みはバラツキがあることなのです。
茶色く乾燥OKのものもあれば緑から黄色に変わったばっかりの
水分たっぷりの株もあります。

 

脱粒です

10日、11日、いよいよ脱粒作業です。
これがまだ少し早いのですが正月用に出荷するには今やっておかねば
なりません。
葉取りと合わせて根気のいる選別作業が待ってます。

 

義弟が応援にきてくれました、9時から開始です。

 

まず村で所有している脱粒機(ビーンスレッシャーといいます)を借りますが
村内で生産してる方と事前相談して使う日を予約しておきます。

 

去年も使ったのですが年に一回なので使い方を忘れてしまい、コージさんにレクチャーしてもらいました。

 

さて機械をとりあえず保管庫から家まで運んでくるのですが我が家は急な坂の上にあるので慎重にトラクターで牽引します。

 

ブルーシートを下に敷いてセット完了、いざスタート。
実作業まで時間を費やし11時開始となりました。

 

エンジンの回転は遅いと脱粒しません、また早すぎると豆にキズがつくのでしばらくは良い回転数をさぐります。
乾燥がイマイチのも多くありますが、エーイやってしまおう!
脱粒機

 

脱粒作業

 

作業としては株を投入口から裂いて入れます、すると出口から豆を取り除いた
いわゆるゴモクというかカスが排出されます。

 

このときに送風により、豆がとれた空のさやは遠くへ飛ばされて、
中身の残ったさやは重いため下に落ちます。それを集めてもう一度通します。
すごいほこりが出るのでマスクは必需品でゴーグルをされる方もいます。
最低二人、三人いれば理想ですね。
今年はこの程度でした、これで2日ほど乾燥させます。

 

脱粒後

黒豆の選別

さて次はまず大きさの選別です。
選別

 

Lサイズとそれ以下に分けます、方法はLサイズ用の「選別ふるい」を使って選別します。
なんと原始的な方法ですな。

 

落ちるのがMサイズ以下で残るのがLサイズ以上です。

 

分別作業に丸一日かかりましたが右腕が筋肉痛になるくらいの単純作業です。

 

LサイズとMに分別されますが大きいほど単価が違うのでLの割合が多いほどいいのですね。

 

 

 

さぁこれからが品質の分別です。
割れやかけ、キズ・シワ等の豆を取っていきますが年末までに終わるかどうか、というところです。
正月用の豆は20日すぎには出荷しなければならず到底間に合いませんので、マッ自分のペースでいきますか。

 

明けても暮れても選別作業が続いてます。

 

お盆に少量入れて不良品を除きます。
 選別2

 

その要領ですが
@クズ
A割れ
Bキズ
C虫食い
Dシワ
E形が悪い(ラグビ−ボール状など)
F色が悪い(茶色い部分がある)
Gヘコミ

 

などの不良要素がありますが程度が問題なのですね。
迷わずに除けるのと不良というほどでもないけど良品でもないなぁ
というのも多いです。

 

ランクとしては
A・・・良品

 

B・・・極僅かな不良(上記BCDEFGの不具合が1mm程度のものとし、私は自家消費用とします)

 

C・・・割れやBより不具合が大きくDほどでもないもの

 

D・・・クズ(上記BCDEFGの不具合に『大きな〇〇』をつけたもの、つまり大きなキズ、おおきな虫食い、となります)

 

Dは値がつかないのでプランターの肥料などに使います。

 

選別ばかり続けていると肩がこって目が疲れてくるのですね、
そうなると判断基準が狂ってくるので休憩がてら違うことをします。
あとひと頑張り!
.
12月25日 やっと出荷しました。

 

さて、こちらで2017年のことですが
小豆栽培や獣害、台風の被害などと合わせて
もっと詳しくブログで紹介しています
重複する部分が多いですが良ければ覗いてください。

 

栽培技術の参考記事

今までに目に止まった記事の抜粋です。
時代や人によって云うことも変わります、また圃場の状態によっても
その年の気候によっても左右されるのであくまで参考としてご覧ください。

@摘心について
当地域では7月末に摘心をする指導があります。
目的は
イ、背丈が低くなって支柱が不要になる
ロ、枝が増えて収量が増える
ハ、粒が大きくなる可能性がある、などですね
  さらに早や撒きがよいとのこんな記事もありました。
  2018年JA小冊子掲載で当地域(京都府南丹市の播種時期は6月上旬の前提)
  での記事で、タイトルは『 黒大豆の早播き・摘心技術』です。
  ” 5月下旬播種、7月下旬頃の開花期直前に主茎7〜8節
  (草丈約40cmを目安)
で摘心する。
   これにより背丈が低く抑えられて倒伏防止になり、
  平成29年の実証結果では収量も7%増加した。

   とのことでした。
   私もこの年に早速試しましたが猛暑で地域的に不作になりました、
   我が家も例年になく収量が減って結果は不明でした。

 

A肥料について
今年(2019年)の農談会での講師の話です。
大豆は昔は畔(あぜ)でついでに作ったもので本来
肥料は不要です。
”とのことでした。
私は今までは5月になったら牛糞を入れて土壌改良効果を期待し
播種の一週間前には鶏糞を入れ、かつ2回の土寄せ時には亞リン酸肥料を
散布してましたが、来年は考えてみましょう。

 

B連作障害について
 過去のネット記事ですが
イ、牛糞ともみ殻堆肥を一反に2トン入れて鋤いておくと土壌改良
  されて毎年栽培しても大丈夫、という記事がありました。
  ここに詳しく紹介されています。
  *私の地域では残念ながらこのような堆肥の入手先はありません(涙)
ロ、亞リン酸肥料が連作障害に効果がある、という記事がありました。
  ここに詳しく書かれています。
  *私は以前の農協指導により土寄せ時に散布してきました。
  10Kg6千円ほどしますが一回の散布量が一反2Kgなので何回か
  使えるので使っています。

 

 *近所のカズオさんは同じ場所でもう7〜8年も栽培されています。
    そして去年はウチより実付きがよかったのです。
    だから障害が出るまで続けてもいいかも・・・。
C収量を増やす
雑誌『現代農業2019年7月号』にこんな記事がありました。
生産者の方の紹介記事で
7月の末から8月の初めの開花期前に葉を落とすと収量が増えた、
というのです。
普通は11月に入ったら乾燥を促すために葉を落としてますが、
なんと夏にも葉を落とすといいそうです。
私も来年は実験してみようと思います、著作権の関係もあるでしょうから詳しくは本をご覧ください。
D黒大豆の摘芯断根挿し木育苗
 yuotubeでこんな栽培方法を見つけました。
当地域では誰もしてないのでちょっとびっくりしましたね。
こちらが摘芯断根挿し木栽培です。

 

なかなか面白いですね、私もやってみたいが1000株あるので
どうだろうか。
でも全部やらなくても実験で何百株程度ならできるなぁ。

2019年、今年も黒豆栽培の時期がきました。

またブログにしてお伝えします。

5月25日

黒豆の試し撒きをしました。
今日は5月の25日です、そろそろ黒豆栽培がはじまります。
昨年は種にカビが生えてしまって使い物にならなくなってました。
今年はカビの生えないようによく乾かして保管してたので大丈夫とは思いますが
一応試し撒きをしておきます。

 

5月27日

黒豆畑の畝立てをしました。

 

5月28日

今日は久しぶりの雨降りです。
黒豆の種まきに使うセルトレイに土を入れました。
雨降り仕事にピッタリです。
種まき準備

 

5月31日

種まきをしました。
このように並べていきます、この時に大事なことはヘソを横向きにする
ということです。
JAの指導では「ヘソを下に』ですが、どこかの農業高校の実験では横のほうが発芽率がよかったそうです。
しかし近所のコウジさんは機械撒きなのでそんなの関係ない、といいきります。
あとは自分の好みで・・・。
種を並べる
土をかぶせます
土をかぶせる
今日はとりあえず128穴のセルトレイを8枚分撒きました。
(*私はこの128穴のセルトレイを半分にカットして使っています。)

6月1日

今日も残りのセルトレイに6枚撒きました。
種が足らなくなってきたので実験です。
このようなキズもの(脱粒機によるもの)ばかりで1枚まきました。
傷の黒豆
目印としてつまようじをさいておきました。
傷豆の経過

 

6月2日

圃場準備の続きです。
先日トラクターで畝たてをしましたが
仕上げは手作業で整えます。

 

6月7日

今日は久しぶりの雨降りで、作物にとっては良い雨です。
黒豆がこのくらいになりました。
7日目です。
発芽
あと2〜3日で移植ができれば最高なんですが・・・。

 

6月10日

黒豆を畑に移植します。
今日の圃場の水分状態がベストなのです。
セルトレイに播種したのが5月31日と6月1日です。
気温が少し低いせいか発育が少し遅れてる感じがします。
やれるとこらから進めます。
前準備として棒せ穴をあけていきます。
ここへ苗を落としてゆくのです。
『なかよしくん』という移植器を使うのですが
事前に穴をあけておくと作業がスムーズにできるのです。
穴をあける

 

穴のアップ

 

そして自作の『セルトレイ入れ』を首にかけて、いざスタート。
こんな感じで一株ずつ畝に落としていきます。
移植

 

それから種の追い撒きをしました。
苗が足らなくなった時の予備用です。

 

6月11日

移植を続けるのですが苗の発育状況がイマイチなのですね。
どういう感じかというとこんな感じなのです。
苗の発育
ちょっと見えにくいですが豆の割れたところから出てくる青葉が元気なくショボンとしてるのです。

 

近所でお世話になってるコウジさんに見てもらいにいきました。
が、ウーンとうなってそのままなのです。
よくわからなかったのでしょうね。
結局様子を見よう、合わせて予備苗の準備も念のためにしておこうか。
ということになりました。
わたしなりの考えられる要因としては
・水のやりすぎ
・気温の変動(先週は30度超えの真夏日で
ここ数日は20度を下回っているのです。
・細菌性の病気だろうか
・セルトレイの土が少なくて根が密集して発育の妨げになった。

 

とかが考えられますがわかりません。

 

ただコウジさんのアドバイスでは根が沢山でている苗を選んで移植
すれば畑で復活するかもしれない、というのです。
そこで
苗の根
この程度の苗を選んで移植を続けました。
あとは人事を尽くして天命を待ちましょう。
ということで今日は移植に専念しましたが、あと少し残りました。

 

6月12日

今日も移植の続きです。
イマイチの苗が畑で復活してくれることを祈りつつ作業をしました。
イマイチの苗がどうなるか記録を取ってみます。
この苗です、元気な株はもっとシャキッとしてるのです。
植え付け

 

6月13日

とりあえず移植が終わってしばらく経過をみます。
ここで毎年苦労するのはネキリ虫なのです。
こいつです。
ネキリムシ
こんな感じでやられます。
被害状況
撮影のため根は抜き取りましたが完全に切断されてますね。
これが腹立ちます、今日は6株はやられました。
少し土を掘り返すと大抵は虫が見つかるので殺しておきます。
毎年100〜150株くらいはやられるので
予備苗をたくさん用意しておきます。

 

6月15日

移植後4日ほど過ぎました。
元気のなかった苗が徐々に復活してきました。
新しい葉が青々として出てくるのです。
その後の経過

 

6月19日

一回目の土寄せを始めました。
土寄せとは株元に土を寄せてやるのです(そのままですな)
目的は除草と株元に土をよせると根がまたでてきてより安定するのです。
一気目ということは2回目もあるのです。
その前に肥料をやります。
亞リン肥料と云って10Kgで5800円もするのですよ(高ッ)
亜リン酸肥料
まぁ一株にほんの一つまみですがね。
それからジョレンで土を寄せていきます。
土寄せ
これをモクモクとコツコツと・・・。疲れるのですね。
今日は8割くらいでやめました。

 

隣の黒豆畑をの覗いてみると
ギャッ、虫がいっぱいついてるじゃないか。
カメムシの仲間
見えますか、黒いのがびっしりと固まっています。
薬は今から間に合わないので捨てた軍手を拾ッてきてつぶして回りました。
クサッ、カメムシの仲間でしょうか同じ臭いがします。
あした消毒しておきましょう。

 

6月20日

 

昨日の残りと、もう一枚の畑の土寄せをしました。
畝間をまたミニ管理機で通っておきます。
それから、この写真がする前です、
土寄せ前
そして土寄せ後です
土寄せ後
株回りの土をほぐして株元に寄せます。
これによって酸素の供給をよくして、かぶせた土によりそこから
根が出てきてしっかりと立つようになります。

 

6月25日

今日は黒豆の見回りをしてると虫が結構ついてるので
消毒をしました。
一般的なスミチオンという薬品です。
1000倍に薄めて散布します。
しかし、この薬が効くのかどうかが不安なのです。
なぜかというと、散布しても虫たちが知らん顔をしてるのです。
もちろん即死するようではこちらも危険ですが・・・。
しばらく様子を見ましょう。
写真は撮れませんでしたが背負式の10L入る散布器を使用します。

 

6月30日

毎朝の見回りをします。
雨がふったので元気になったようですが、草も元気に
なって一気に増えました。
ところで一角に葉が黄色くなってるが気になります。
黄色い葉1
黄色い葉2
ほらこの畝がずっと・・・。
黄色い葉3
去年もそういえばあったようなき気するなぁ。
もう少し様子を見ましょう。

 

7月2日

今日は農談会があります。
黄色い葉が気になるので参加しました。
水稲・黒豆・小豆の栽培管理の説明が毎年あります。
黄色い葉の写真を見てもらうと終了後に見に行きます、
とのことで診断してもらいました。
すると「たぶん水分過多でしょう」との判断でした。
言われてみると段々畑にななっていて上の畑の排水溝が
いったんこの黒豆畑にはいるのです。
その排水溝に近い畝だけが黄色くなってました。
ただ葉がちじれてるのはウイルスかもしれないので抜いて
処分するほうがいいでしょう、ということなので
そのようにしました。
見に来てもらってよかったです。

 

それで溝を掘って排水をよくしてください、とのこのなのでさっそく
明渠をつくり始めました。
いつものミニ管理機の端のローターをはずします。
すると中央の2本のローターになるので、これで
周囲をとおると溝を作る分くらいの土がほぐせます。
あとは鍬で土を書き上げていきます。
溝作り
これがなかなかの肉体労働なのです。長辺の一辺だけ終わって
あとは明日にします。
あと農談会で聴いてよかったことですが
・7月下旬には摘心をすること
・追肥はいらない(昔は畔豆といって畔に植えていた。
 その頃は肥料などやってなかったが、よくなっていた。
・花が咲く前(7月下旬)には水分が必要で乾燥状態では実つきがわるくなること
などをポイントとしてアドバイスがありました、

 

7月3日

梅雨に入ってから降ったりやんだりが続いて
とても蒸し暑く不快指数が高いです。
昨日の溝堀を続きです。
とりあえずコの字、つまり長方形の3辺溝を
掘って排水溝に繋げました。
きになるのは勾配がどうついてるか、ですね。
水が実際に入らないとわかりません。
ただ今までよりは排水はいいはず?。

 

7月4日

そろそろ2回目の土寄せを考えます。
去年は日記を見ると10日から始めてました。
少し早いかなと思うのですが長梅雨の予報が
でてます。
予報では今日から3日ほどは降らないようなので
明日やってしまうか、という気になってきました。
事前準備としてまた肥料(亞リン酸)を撒いておきました。

 

7月5日

さぁ今日は2回目の土寄せです。
これが黒豆栽培で一番のしんどい作業です。
肉体的よりも暑さがつらいのですが、今年はまだましですね。
さてまずこの管理機で通ります。
土飛ばし
ハンドルが180度回転するタイプでバックですすんで
爪で土を前の飛ばしてくれます。
通る前がこんなです。
土飛ばし前
それがこんな感じになります。
土飛ばし語
このままではダメなのでジョレンで少し株元に土を寄せます。
ジョレンで寄せる
終わったらとてもきれいになりましした。
土寄せ完了
草いっぱいの畝はマリーゴールドがコンパニオンプランツとして植えてあります。
夏なればきれいな花が咲きます。
今回は頑張って一日で終えました、お疲れ様でした。

 

7月8日

今日はもう1枚の黒豆畑の土寄せです。
こちらは1.5aくらいでしょうか、少ない面積なので
2時間半の予定です。
先日と同じく管理機でまず通って土をほぐします。
そしてジョレンでつちを寄せてやります。
今日は先日より暑いのでしんどいのですね。
小町の土寄せ
11字半頃に終了。
右端に見える草の部分は昼から畝立てをして小豆の準備をします。

 

この畑は畝立てしたらこんな感じの圃場です、
黒豆と小豆を混在して栽培します。
小豆の準備

 

7月25日

やっと梅雨が明けて久々のて豆記事です。
株もグングン成長してきまして70cmを超える株もあります。
葉もこんなに大きくなりました。
葉の成長
これ以上伸びると倒伏の可能性が増えるので摘心をします。
黒豆の摘心
ちょっと多い目に切りました。
これが芯

 

 

8月1日

8月になりましたね。
黒豆も随分大きくなりました。
一畝ごとのマリーゴールドも雑草も大きくなりました。
雑草が増える
とりあえず歩きにくいので草を刈りましょう。
猛暑で朝から暑いのです、動き始めて
10分もすれば汗びっしょり。
オッ花が咲きました、今年初めてです。
黒豆の花
5mm前後の可憐な花です、この花が散ってから実がなります。

 

8月27日

久しぶりの記事です。
花がお盆の頃がピークとなりました。
そして花が落ちてさやが付いてきまいた、ほら赤ちゃんです。
さやがつきました
薄紫の花もまだ見えますね。
可憐な花です

 

昨年は猛暑で花が落ちて実がならず、収穫が1/4でがっかりでした。
今年はどうでしょうか、神様お願い。

 

1日に畝間の草を刈ったのですがもう草でいっぱいです。
マリーゴールドも背が高くなって日当たりが悪くなるので目立ったのは刈り取りました。

 

10月4日

随分と記事が飛びましたね。
8月下旬からの管理といえば雑草と虫です。
農協では実つく頃から3回ほ消毒して・・・と指導があります。
しかしこの消毒は動力噴霧器などで勢いよく散布しないと葉の裏まで薬が回らないのですね。
一般的には背負式の噴霧器で散布するくらいなら気休めみたいなものです。
そこで私は見回りを頻繁(3日に一度)にして虫を見つけたら殺す、という地味な作業を続けました。

 

10月7日

虫の幼虫の葉を見つけました。
見回りで葉の状態をざっと見て回ります。
こんな葉を見つけました。
害虫の幼虫
裏を見ると2mmくらいの幼虫が気持ち悪いほどビッシリいますね。
葉の裏
これはハスモンヨトウと云って黒豆の大敵なのです、放置すると成長して食い荒らすので
見つけたらすぐに踏みつぶして処分します。
下手に消毒するより見回りで虫を殺すほうが確実ですね。

 

10月24日

現在の写真です。
現在、枝豆で食べられる時期ですが期間は短く2週間程度です。
居酒屋の枝豆と違って黒豆の枝豆は大きくてとてもうまいのです。
枝豆で食べる時期
黒豆まで育てる労力が大変なため、枝豆で全部販売されるかたも多いです。

 

私は黒豆まで育てます、落葉や葉の黄化がそろそろ始まります。

 

11月7日

特にこれといった作業がないのですが現在の状況です。
結構、黄化が進みましたね。
11月の状況

 

黄化度合い
実も黄色く変わりつつあります。
あと少し
あと1週間くらいで葉取りをはじめましょうかねぇ。

 

11月10日

葉取りをやってみました。
剪定はさみで枝を一本ずつきるのですが
青い葉がまだまだ多く1本とるのに5分ほどかかります。
約1000株あるのでゾッとする作業時間ですね。
葉が枯れてしまうと葉の枝を触るだけでポロッと落ちるのでそれまで待つ方がいいですね。
ということで数株で止めました。

 

11月11日

そうだ、上部の枯れた葉だけでも刈り取れば乾燥が進むかな、
鎌で切り取ってやろう、と思い立って始めました。
この鎌でシュパァと振り回して茶色い部分を落とします。。
上部の葉取り
右側が落とした部分です、まだまだグリーンですね。
半分終わり

 

11月15日

なにもしないともったいないので本格的に葉取りを始めました。
剪定はさみで葉の根っこをプチプチと切ります、これが地味な仕事なんですねぇ。
一株落とすのに3〜5分かかります。
約1000株あるので平均4分とすると
4分かける1000株で4000分、ということは時間に換算すると約67時間かかります。
立ってしゃがんでの繰り返しなので一日5時間もすると疲れてしまします。
葉取り開始

 

11月21日

明けても暮れても葉取りです。
黒豆栽培で一番地味で日数がかかる作業なのでポケットラジオを胸に入れて
気を紛らわせながらモクモクと続けます。
やっと半分くらい終わったでしょうかねぇ。

 

しかし実の付き方にバラツキがあるのですよ、これはいい方ですね。
実が多い
ひどいのは一株に一粒、あるいは実がゼロの株もあります。
実が少ない
隣の株は結構実が付いてるのでどうしてでしょうかね。
これらは葉を取って置いても仕方ないので引いてしまします。
でもなんとなくむなしいですね。

 

11月27日

今日も朝から4時30分まで葉取りを頑張りました、あともう少しです。
どうも場所的に実付きが悪くなってきてます、株は立派だったのに・・・。

 

10年の栽培経験があるのですが経験を積むほど収量が減ってくるのですね。
あらためてネットで調べると
・チッソが多い
・水分不足
・種まきの時期が早い
などの記事が見つかりました、我が家の畑で見てみると
今年は雨が多かったですね、種まきは6月の上旬なので一般的な時期ですね。
そうするとチッソ過剰か。

 

他に考えられることとして

 

種が自家製でずっときてるので、これもあまりいいことではありませんね。

 

来年にどう反映さそうか。

 

11月28日

葉取りが午前中でやっと終わりました、長い道のりでしたね。
今日は寒気が日本を覆うそうで寒くて風が強くて手がかじかみました。
これから刈り取り乾燥・脱粒・選別と工程が続きますが
まず今週末に刈り取りをします。
私は草刈り機で刈ります、こえが早くて楽なのですね。
ただ土のなかで枝分かれしてるのは根っこの部分を出しておかないと
上手く刈れないのですよ。
ということで昼からは三角ホーで根っこを出す作業をしました。
こんな感じで根元が一本にみえるようにします。
刈り取り準備

 

11月29日

明日はいよいよ刈り取りです。
義弟と甥っ子が助っ人できてくれます。
例年は小屋にロープを張って吊り下げるのですが
小屋が老朽化したので解体しました。
ということで今年は稲木を組んで天日干しをします。

 

11月30日

夕べは飲み会があって二日酔いです。
でも今日はいよいよ刈り取りなので義弟が来てくれていて、
昼頃に甥っ子も来てくれることになってます。
とりあえず乾燥用のウマを組みますが初めてなので
どの大きさを組めばわかりませんが、
とりあえずこんな感じで組んでみましょう。
稲木作り
これだけでは安定しないので斜めに補強パイプをして3時にようやく完成しました。
さぁ刈り取り開始です。私が草刈り機で刈っていきます。
刈り取り
4時になると日没が近づいて何もかも見にくくなってきたので今日はここまでにします。

 

12月1日

さぁ9時から刈り取りスタートです。
私が刈り取って義弟と甥っ子が運搬車で集めてくれて、それを架ける
という作業を今日はスムーズにすすみましたが結構疲れます。
昼過ぎにやっとできました。
稲木架け
そしてこれにカバーをかけます、農協に専用のビニールカバーが売ってるのですが
2万円以上するので安価なマルチや寒冷紗を被せてみました。
ビニールカバー
突風が吹くと飛んでしまいそうですが、まぁ様子を見ましょう。

 

12月19日

乾燥状態が続いているので記事がご無沙汰しています。
大分乾燥が進んできましたが2列に並べたのは失敗でしたね。
マルチを下に敷いてるのですが雨が降ったら水が溜まってしまうのですよ。
カバー不備
(来年は一列にして3段に重ねよう)

 

脱粒は29日を予定しています。
1日の刈り取りだったのでほぼ一か月の乾燥ですね。
しかし正月用の出荷は22日が締め切りなので
他所の皆さんは機械乾燥で外注されたりしています。
私はあせらずマイペースで進めましょう。
乾燥中

 

12月22日

 

冬はやはり天候も不順で外では湿度も高く乾燥が進みません、
また夜」は露がかかるので湿気ます。
そこで外で干してるのを小屋に入れました、米の保管室です。
米を一時出してから半分を持ち込みました。
そしてファンヒーターと除湿器をかけて乾燥させます、
でも苦労してるでしょ、生産者が減るのも無理ありません。
こんな苦労をするから黒豆は別名苦労豆ともいわれます。
写真の下部、左が除湿器で右がファンヒーターです、
ファンヒーターの前かアルミのダクトを置いて奥に暖気が行くように工夫しました。
乾燥

 

12月25日

3日間もするとカラカラになって良好です。
今日はこれらをガレージに移して、残りの干してる豆を外からここへ持ち込みます。

 

ところが運搬車を畑へ移して豆を積み、いざエンジンをかけようとしたら
なんとリコイルのロープが切れたのです、アチャー。
中断して修理すると時間がもったいないので軽トラで運ぶことにしました、
(最初からこの方が効率よかったなあ)
畑から運搬

 

12月28日

甥っ子がきてくれて、しばらくすると義弟がきてくれたので
いよいよクラマックス脱粒をすることにしました。
集落で所有している脱粒機(ビーンスレッシャーといいます)
まずい家まで持って返ります、おおきな機械なのでトラクターでけん引します。
投入役と排出側で人手が要ります、脱粒されずに出るのも多く
手前に落ちたのはもう一度通します。
またクズが沢山でるので都度軽トラに載せていきます。
だから3人でも結構忙しいのです。
また細かい埃を浴びながらなので作業環境は非常に悪いです。
これがビーンスレッシャーで白い方から投入します。
脱粒1

 

脱粒2
こちらが反対側です、青い袋に実が落ちてきます。
機械の下に置いてるのが手箕(てみ)です、これに脱粒できなかったのが落ちるので
もう一回通します。
殻になった皮は軽いのでファンで前にとばされます。
4時前にとりあえず脱穀作業が終わったのですが量がめっちゃ少ないのです。
昨年も少なかったのですが、どう見ても40Kgぐらいでしょうか。
2年前は120Kgはありました。
目安は1反で200Kgと言われてるので、私の圃場は約7アールくらいなので
140Kgくらいあるはずなんですが・・・。
昨年も猛暑でどこも不作と言われて、今年もやはり異常気象のせいでしょうかねぇ。

 

12月29日

義弟が居てくれてるので機械の掃除を午前中に済ませて倉庫へ返却。
昼からはパイプで組んだ乾燥台を分解して片付けました。
さて、これから選別作業です。が、何しろ収量が少なすぎてウーム。

 

さて前に進みましょう!選別用のふるいです、これで残ればLサイズ
で落ちればMサイズ以下ということですね。
大小の分別

 

古い作業
かなり原始的ですね。量が少ないので時間半くらいで終わりました、
嬉しいような寂しいような、以前なら一日かかって腕がしびれたのですが。

 

12月30日

.

さぁこれから選別を始めます、よそ様はとっくに終わって正月準備をされてるでしょうね。
これがLサイズの選別前です、Mサイズ以下は後回しです。
黒豆選別
これをすこしづつお盆の入れて選別します。
ランクは
微キズや茶色いシミのあるもの・われやしわのあるもの・まったくのくず
に分別します、こんな感じです。
分別作業
今年はこのシミがあるのが多いのですよ
シミ豆
これらは出荷するとランクが下がるので自家用や次年度の種にしましょう。

 

こりらが良品のものです
良品の黒豆
収量が少ないうえに不良品も多くて(涙)。
まぁボチボチと進めましょう。

 

1月6日

.

明けましておめでとうございます。
茶色いシミのあるBランクのを家内がに漬けました、味はおいしいと好評でしたよ。

 

長い正月休みが終わりました。
選別の再開です、収量が少ないのでLサイズは今日で終わりました。
Mサイズ以下は明日にします。

 

1月10日

.

どうにか出荷しました。

 

しかし、しかし、Lサイズの良品が17Kgしかなかったのですよ。
・・・エー!!!。

 

一昨年の伝票を見てみると83Kgでした。
昨年は23Kgでがっかりしたものでした。
今年は〜なんと・・・言葉にならない・・・。

 

収量の目安としては一反(10アール)200Kgとされてます。
我が家は6アールほどなので120Kgが目安ですね
この数字さからすると一昨年のサイズや選別後の良品が83Kgなので
これが順当なのですね。

 

昨年は猛暑でどこも不作とのことで仕方ないか、と思ったものでした。
今年は栽培中は”少なくとも去年より多いだろう”と思ってました・・・が
終わってみると、もっと少ないのです。

 

今年もどこも不作らしいですが、こんなことでは続けられません
今年はどうするかよ〜く考えてみよう。
お疲れ様でした、しばしの農閑期です。

 

 

 

2020年、今年も黒豆栽培の時期がきました。

またブログにしてお伝えします。

 

今年から新しい日付が上にくるようにしました。

 

12月28日

やっと出荷しました。
でも今年は最悪で出荷したのがLサイズが3.5Kgのみです。
微キズとMサイズは自家用、親戚に配るもの、来年の種にするものなどを
3Kgほど残しました。
約8アール栽培してこの量ですからいかに凶作であったか、ですね。
でも自然とのかかわりなので仕方ありません。
台風で大損害のニュースとくらべたらカワイイもんです。
ということで今年の黒豆記事は以上です。
ほーたーるのひーかーり・・・。
ありがとうございました。

 

12月26日

どうにか皮むきが終わりました。
これから選別です。
まずこのふるいで大きさを分けます、ここから落ちればMサイズ以下
残ったのがLサイズ以上(L、LL)ですね。
ふるい
大変アナログでほほえましい感じがします。
今年は少ないのであっという間に終わりました。
次に良・不良の分類です、これが手間なのですよ。
選別1
これが嫌いで外部に委託する人もいます。
選別2
良品、微キズ、割れ、クズに分類します。
肩は凝るし眼は疲れるし、といったところですね。

 

12月18日

丸一日乾燥さすと結構いい感じになったので手で皮をむき始めました。
一粒ずつなのでめっちゃ時間がかかります、また手が痛い・・・・。

エンジンの脱粒機が村で所有してるので順番に使うのですが
今年は収量が以前の1割程度しかなく機械を家まで運ぶのも大変なので
この方法でやってみることにしました。

 

 

12月17日

天日乾燥を始めて2週間になりましたがまだまだ乾燥が足りません。
なので実だけと取って家で乾かすことにしました。
幸か不幸か今年は収量が少ないのでファンヒーターで乾燥させることにしました。
実をとるのも結構手間ですがまぁやってみましょう。

斜めにしてファンヒーターの前におきます。
下段は下から熱気があたるようにし、上段は上から熱気があたるようにしました。

さらに熱効率がいいようにダンボールをかぶせました。

 

 

12月3日

葉のとれたのから刈り取り始めました。
このようにウマに架けて乾燥させます。
稲木
でも刈り取れたのはほんの一部なのですよ、この畑では3割くらいでしょうかねぇ。

残りは実が付いてないのと葉が青々してるのでもう少し放置しておきます。
もう一枚の畑も実がほとんどついてません。

 

11月30日

やっと葉取りを始めました。
以前なら11月に入ったら葉取りを始めて勤労感謝の23日に刈り取り
の日程でしたが去年から遅れてきました。
約一か月遅れですね、たぶん今年は雨不足が原因と思われますが
すごく発育不良なのです。
こんな感じで葉を落としていくのです。
葉取り1
下の写真は左側が終わりました。
葉取り2
一株3分〜5分ほどかかるでしょうか、ハサミでプチプチと根気がいる仕事です。
当分明けても暮れてもこの作業が続きます。

 

11月18日

11月も後半になりましたね。
黒豆の今日の様子です、大分紅葉が進んできました。
紅葉
とはいうものの3年前なら葉取りが終わってる頃なのに、葉取りするには
まだ青い葉も多いのです。

 

このくらいになってて普通なのですが

まだこんな状態です。

となりのカズオさんとこは、早や刈り取りも終わって乾燥工程になってました。

まぁ焦っても仕方がないので成り行きに任せましょう。

 

11月13日

今年は小豆もおかいいぞ???。
日記を見ると去年は11月5日に選別も済ませて出荷しているのです。
なのに今年はまだ青々しているのです。

9月の水不足が原因でしょうかねぇ。
よそ様はとっくに出荷もされています、、、。

 

11月5日

黒豆の近況です。
葉の色が変わってきました。

黒豆になりつつあります。
この株はできのいい方ですが・・・。

こちらはサヤが生長せずに実がないのです、しかもこちらの割合が多くて・・・。

たぶん盆前の梅雨明けから9月25日までまとまった雨が
降らなかったせいでしょうねぇ。

 

 

 

10月18日

小豆のほうはどうでしょうか。
やっと色気づき・・・元い、色づき始めました。

昨年の日記をみると今頃は最盛期でしたのですが・・・。
まぁもう少し待ちましょう。

 

10月17日

摘心・断根したのがやはり成長しません。
さやの数は多いのですが実が膨らまないのですね。
天候不良(長梅雨で日照不足と梅雨明けの雨不足)が影響してるのかもしれません。

世間では枝豆で食べる最盛期なので今から膨らむとは考えにくいですが
もしかしたら晩生かも・・・。
もしこれから実がふらんでくれたら嬉しいですがね。
諦めずに祈りましょう、神さま〜。

 

10月7日

週末は台風14号が日本に近づくそうです。
雨は嬉しいのですが風は倒れるので困るのですが仕方ないですね。

 

さて豆の発育が悪いのですよ。
特に摘心・断根したのが不良の割合が多いようですね。
豆
昨年はさやの数が少なかったのですが、今年はさやの数は多いのですが
実が膨らまないのです。

 

例年ならそろそろ枝豆で食べる時期なのでもっとプリプリと膨らんでいないと
ダメなのですが。これからまだ膨らむのでしょうか・・・?

 

たまに膨らんでるのもあるのです。
不良

 

午前中に近所もカズオさんが通って云うには
今年は実が大きくさやの数も多い、とのこと。
うらやましいですがなにが違うのかな・・・?

 

9月26日

昨日は久しぶりにまとまった雨が降りました。
今年の梅雨明けは8月の上旬でしたね。
それ以来4回ほど雨が降りましたが、いずれも湿る程度で
畑が潤うほどは降ってません。
畑の作物の発育が心配でしたがやっと降ってホッと一息。
黒豆のその後です。

例年ならあと2週間くらいで枝豆で食べられる時期なのですが
今年はどうでしょうか?

 

9月24日

小豆にさやが付いてきました。
さや小
こんな小さいのですよ。
さや大
こちらは結構大きくなりましたね。

 

こちらが圃場です。
大町
8アールで例年黒豆を作っていましたが、今年は休耕していますが
小豆を3畝だけ植えました。
濃いグリーンが3筋あるのが小豆です、
他はマリーゴールドを植えて土壌改良しています。

 

9月3日

黒豆畑です。
花が散ってサヤが付いてきました。
さや

 

大きいのは1mを超えてきました、まぁ大きければいいというもの
でもないですけど・・・。
草だらけですが台風がきたら支えにもなるのでがまんしましょう。
しかし雨が降りませんね。

 

9月1日

小豆に花が咲いてきました。
小豆の花
1.5cmくらいでしょうか、黄色い可憐な花です。

 

相変わらず雨がふらずに体温に近い酷暑が続いています。
カラカラで畑が固く土にヒビが入っています。
このままだと実が付かないかもしれませんね。
長梅雨のあとは酷暑続き・・・。地球温暖化の原因ですかね?

 

8月21日

黒豆に花が咲いています。
花
紫で数ミリの非常に可憐な花です。

 

こちらは自然の苗です。もう80cmを超えています。
自然

 

こちらのは断根・摘心した圃場で60cmくらいです。
試練を与えているので丈夫で収穫も多いということでの実験栽培中です。
さてどうなるでしょう。

 

でも雨が全然降らない上猛暑が続いています。

 

8月10日

小豆の2回目の土寄せです。
2回目はこちらの管理機を使います。

これは爪を外側に向けてあるので、土が両サイドに飛びます。
このようになります?、立体感がなくよくわかりませんね。

結構、株元に集まって凸型になってるのですよ。

 

その集まった土をジョレンで株元の寄せて凸型を馴らします。
このようになりました。

これも立体感がなくよくわかりませんね。(汗)

 

真夏の重労働の土寄せが終わればホッとします。

 

8月2日

小豆の一回目の土寄せです。
やっと梅雨があけました、例年より10日遅いらしいです。
小豆の土寄せが気になっていたので早速やりました。
まず管理機で畝間を通って土をほぐします。
管理機
ほぐした土をジョレンで株本へ寄せます。
ジョレン
こんな感じになりました。
土寄せ
今年は3畝だけの栽培です。
真ん中の両隣サイドは土壌改良のためマリーゴールドが植えてあります。
そのまた横が小豆の畝です。

 

7月28日

小豆のその後です。
草だらけで苗がよくわかりませんね。
あずき1
そこで苗の周りをロープの草刈り機で飛ばしました。
中央に並んでいるのが小豆苗です、少しましになりましたね。
あずき2
両サイドの畝はマリーゴールドが植えてあります、来月にはさいてくるでしょう。

 

小豆も一回目の土寄せの時期ですが、なんせまだ梅雨が明けてないのですね。
もうすぐ8月というのに・・・。
野菜類も日照不足で発育が悪いです。

 

7月20日

こちらはもう一枚の圃場です。
断根と摘心をした苗が植えてありますが・・・
あまり成長してないのですよ、試練にあった苗なのでたくましく育つ
と期待したるのですが、どうなるかな。
とりあえず土寄せの時期なのでやります。
でも長梅雨でこちらもジュクジュクが無理やりしました。
土寄せ4

 

土寄せ5

 

ウーム、やったという気休めかな。いや、そんなことはないと思いましょう。
すくなくても除草はできましたね、苗が見えてきました。
作業前の写真をいつも撮り忘れるのですが、草がボウボウで離れて見ると
苗が見えないのですね。

 

7月16日

黒豆の2回目の土寄せを少ししました。
12日の残りの左側です。
長雨であいも変わらずジュクジュクです。
管理機で通って土を飛ばすのですがダメでした。
土寄せ1
土が飛ばずに練るばかりなのです。
土寄せ2
備中で土を寄せるのですがドテッと株元にくるのでうまく寄せられません。
土寄せ3
ウーム、普通なら株元に土が寄ってきれいな畝間になるのですがイマイチですね、まっいいか。

 

7月15日

小豆の移植をしました。
結構おおきくなりましたね。
小豆1
畑が長雨でジュクジュクですが、ここらで移植しておかないと徒長するのです。
小豆2
この圃場は16畝あって今年は休耕なのですが、3畝だけ小豆をつくることにしました。
小豆3
移植がおわりました。
小豆4
写真のサイズがバラバラでスミマセンね。

 

7月12日

黒豆の2回目の土寄せを少ししました。

右側の部分ですね、これは最初に撒いた種で断根・摘心しなかったオリジナル?苗です。
40cmを超えてきたので遅いくらいです。
例年なら管理機で前もって土をほぐしてから寄せるのですが
なんせ梅雨の間の作業なので畑がジュクジュクなのが見えますか。
ジョレンで土をほぐしながら寄せるので結構しんどいのですよ。
左側のは後から撒いた種の分なので発育が少し遅れているのでもう少し待ちます。

 

7月11日

小豆が4日目にして芽が出てきました。
発芽
芽が出ると日光に当てないとヒョロヒョロになって徒長するのですが
長梅雨なのでどうかな、と気にしています。
各地で災害が出ていますね、まだ大雨が数日続くそうです。

 

7月7日

梅雨で雨が続いています。
九州は災害で大変ですね。
このところは雨の合間をぬって草刈りをするくらいです。
今日は七夕ですね、小豆の種まきを小屋でしました。
黒豆のページですが、まっいいか。

 

黒豆と同じくセルトレイで発芽させます。
要領は黒豆と同じですが、違うところは一つのセルに2粒撒きをします。
小豆
そして土をかぶせます。
小豆2

 

この横領で10枚のトレイに撒きました。
一枚が64穴なので 64 X 10 X 2粒 で 1280株 になりますね。

 

6月30日

もう一枚の畑です、
昨日は大雨で畑はジュクジュクですげ草が結構生えてて
苗がどれかわからない状態でしたのでロープの草刈り機で
苗の周りのくさを飛ばしました。
そうすると苗の状態がよくわかるのです。
それで貧弱な苗を抜いて良いの入れ替えたりしました。
(また今日も作業前の写真を撮り忘れましたが)
土寄せがまだちょっと早いかな、しかもジュクジュクだし、
と試案してましたが今日は涼しいのでやり始めました。
結構スムーズに進んで一日で一気に頑張って終えました。
こんな感じです。(手前はまだ水がたまってるでしょ)
土寄せ
近寄ると
土寄せアップ
このように株元に土をかぶせるとそこからまた根が生えてしっかりとしてくるのです。
朝は草と紛れてどれが苗かわからない状態でしたが除草を兼ねての土寄せです、
本当は雨降りの翌日のジュクジュクした土は呼吸の妨げになるのでよくないのですがね・・・。

 

6月29日

一回目の土寄せをしました。
一昨日は大雨で梅雨の合間の晴れです、
急いでやったので作業前の写真を撮り忘れました。
(畝間はまだジュクジュクです)
土寄せ
クワでもジョレンでもなんでもいいのですが土を株元に寄せてやるのです。
そうすると根の張りよくなって、かつ除草もできていいのです。
一回目はまだ軽作業でこの畑なら4〜5時間でできました。
ただ夏なので午前と夕方くらいしかできません。
一回目ということは2回目もあるのです。
もう一枚の畑のはまだ苗がちょっと小さいのでもう少し待ちます。

 

6月23日

こちらの畑は普通の苗を移植しています.
左2畝は今日移植したものです。

右側のはよく成長してるでしょ、これは6月3日の最初に撒いた苗のうち
摘心・断根せずに移植したものです。

 

6月21日

移植を始めました。
苗がまだ小さいのですが雨の後で畝の水分具合が非常にいいのです。
カラカラの畝に移植すると水やりが超大変なのです。
ということで弾根した苗を移植します、葉が2本出てるでしょ。

これが丈夫に育ってくれるはず?

 

こちらの畑の左4つが摘心・断根した畝です、右は普通に発芽させた苗です。

ちょっと写真が小さくてよくわかりませんね、もう少し成長したら差が出るでしょう・・たぶん。

 

あと少し移植が残っています。発育にすごく差があってある程度成長したものしか
植えられないので成長待ちです。

 

6月19日

摘心・断根のその後です。
その後
新しい葉が出てきたのがみえますね。
今日で6日目ですが、畑の移植はまだ早いようです。
でも昨日と今日が雨降りで明日から晴れのようなので
日曜日あたりが移植チャンスなのですが根の発育具合が気になります。

 

6月16日

早速ネキリ虫にやられました。
根本からばっさりと噛みちぎるのでコイツが憎いのですよ。
ネキリ
切られた株の土をほじくると大抵見つかります、
見つけて殺しておかないと横の株も齧られますのでね。

 

6月14日

今日も昨日のように摘心・断根をを続けます。
発育にバラツキがあるので次はどれをしようかと迷います。
結構手間で時間もかかるのですね。

 

今年は、今年も?苗の発育がこのようにイマイチで
出てきた葉が縮れたようなのが多いのですよ。
セルトレイ
手前のは発芽せずにカビが生えてます、水のやりすぎかな。

 

そのため今日の摘心・断根は160本(セルトレイ 5枚)でした。
セルトエイ2

 

発育が中途半端に小さいのを畑に移植しました。
移植苗
雨の後なので水分たっぷりで移植にもってこいのコンデションです。
移植
小さくて見えませんかね、右の畝のようがよく見えるかな。
移植後の畝
3畝したところでましな苗がなくなりました。

 

摘心・断根のもすべて使えるとも限らないため不足の可能性があります。
そのため一昨日に200粒ほど追加で種まきをしました。

 

6月13日

一晩で結構生長しましたちょっと伸びすぎですね。
こんな感じ
もう移植しないと遅いくらいです、そこで摘心・断根を始めることにしました。
昨日から梅雨入りして今日は大雨注意報もでています。

 

カット前です。
この株です
これを主葉と根を思い切ってバッサリとカットします、
これくらいに
カットです
根は斜めに切ります、理想はカッターでスパッと切るほうが細胞を
つぶさずにいいらしいのですがなので手間なのでハサミで切りました。

 

そしてまたセルトレイに挿し木をします。
ポットのほうがいいのですが数が多いのでこちらにしました。
ただセルトレイが小さいので一つ置きに植えていきました。
(こちらもソーシャルディスタンスですね、1枚で32株です)

 

こんな感じにしました、時間が結構かかりますね。
挿し木です
これを今日は6枚で夕暮れになりました、また明日続けます。

 

6月11日

苗がヒョロヒョロしてきました。
徒長
徒長してきたようです、よろしくないですね。
こちらはセルトレイのほうで移植用ですが伸びすぎる感じがします。
様子を見て摘心・断根のチーム?に回そうかな。

 

6月10日

ここまで芽が出ました。
芽
手前のこちらが3日に撒いたもので摘心、断根で実験する予定のものです。
種はちょっとしたキズがあって横にちょっと茶色くなったものが多いです。
これは昨年、脱粒機を通す時に付いた微キズのものを種用として置いてたのです。
キズがあると商品価値がなくなるのですね。
エンジンの回転の調整が難しいのです。
遅いと豆が取れずににサヤに残ります、
回転が速いと豆はとれるのですがキズが付きやすいのですね。

 

7日目
こちらが4日に撒いたもので苗になったらこのまま移植する予定のものです。
8日目
圃場を変えて栽培し、違いを検証してみるつもりです

 

6月8日

芽が出始めました。
3日に撒いた種がぼちぼち発芽してきました。
発芽
こんな感じです。
発芽アップ
生命の神秘を感じますね。
こちらは実験用です、7〜8cmになったら引き抜いて芯と根をカットする予定です。
こうご期待!。

 

6月5日

こんな薬品があります、ご存じでしょうか。
トレファノサイドといいます。
除草剤なのですが普通の生えた草を枯らすのではなく
草が生える前に散布しておくと草が生えない、という働きをするのです。
トレファノサイド
これを黒豆予定の畝に散布機で撒きました。
芽が出た草には効果がありません、
今のところ晴天続きで先日の畝立てからまだ草が生えてないので
今日散布しておきました。
価格は近くのコメリで1480円(税込み)でした。
3Kg入りです。栽培するものによって散布量が変わりますが
平均10アールで3Kg程度です。
ということは微量で撒かないといけないのです。
最初は薬が見える状態で撒いてたのですが一畝と半分くらい
で1Kgを使ってしましました。
散布するさじ加減が難しいですね。

 

6月4日

昨日は実験用を種まきしました。
今日は本番用というか、移植用の種まきをします。
セルトレイに土を入れて水をかけたら種を並べます。
セルトレイ
その上につちを被せます。
種まき2
この上に水をたっぷりかけます。
このセルトレイは16X8穴のものですが、私半分にカットして使っています。
従って8X8 で64穴ですね、これを10枚今日は撒きました。

 

種まき3
右下の縦長は昨日の苗箱にまいたもの
他の正方形のが今日まいたものです。
昨日が600粒ちょっとと今日は640粒で計1200以上になります。
セルトレイは苗になったらそのまま畑に移植して
苗箱のは成長したら芽と根を切って再度苗作りに挑戦するものです。
さぁどうなるか。

 

6月3日

種まきを始めました。
『摘心と断根栽培』という方法が紹介されているのですが
手間がかかるため家庭菜園レベルでないと無理だなぁ、と以前から思ってました。
ただ非常に強い苗に生まれ変わるそうなので実験で少し試してみることにしました。
『断根栽培』とは発芽して苗になったら引き抜いて摘心をして根をカットするのです。
大丈夫か、と心配しますが、この状態で再度ポットに植えなおして育てます。
試練乗り越えてとても丈夫に発育するそうです。

 

ということで実験開始です。
私はまず発芽させるのに田植えの苗を入れる箱をつかうことにします。
つちを入れて水をかけて種を2cm間隔で並べます。
約200粒並びました。
種まき
こんな感じです。
これです
この上にまた土をかけて水をたっぷりとかけます。これを3箱つくりました。
ちょっと多すぎたかな、さぁどうなるか。

 

5月31日

もう一枚の圃場の畝立てをしました。
畝立て2

 

5月30日

畝立てをしました。
平らな状態なので畝にしますが色々方法があります。
トラクターに培土器をつけて通れば簡単ですが畝の両サイドが盛り上がって
中が凹むので手無しが必要になるのです。
もう一つはトラクターの爪を全て内側に向けて通ると土が内側によって
盛り上がってくれるのですが畝間の土が中途半端に多く鍬であげていく
必要があります。でも体裁はこちらの方がいいと思います。
(まぁ好みですね)
ということで今回は後者の方法でやりました、
鍬で整えてこんな感じになりました。(疲れた〜)
畝立て1

 

5月15日

新緑の候になりました。
一昨年、昨年と超不作になったので8アールのメインの畑は休耕することにしました、
3アールほどの小さい畑が2面あるのでこちらで少しだけ作ってみるか、と考えています。
そこで前準備として鶏糞を撒いてトラクターで鋤いておきます。
まずこちらの畑です。
畑あ

 

鶏糞
もう一面の畑です。
畑い

 

これで3週間ほど寝かせます。

 

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2021年、今年も黒豆栽培の時期がきました。

またブログにしてお伝えします。

 

1月13日

新年になりましたね。
Lサイズは年末に出荷しましたがM,Sサイズの選別が残っていました。
3が日が終わってから残りの選別をやりました。
価格的にはガクンと下がるのであまり気合が入りません、でもこのまま
置いておくことも出来ないので頑張りました。
結果
M,Sサイズの良品8.3Kg
ワレなどの規格外(年末からのLサイズもあわせて)が11Kgでした。

 

今年の種用にこの分を残しておきます。
黒豆・黒大豆の栽培記録
左が微キズ                   こちらがMSサイズの良品です。

 

微キズとはこの程度のものですね
黒豆・黒大豆の栽培記録

 

これらを種用にそれぞれ1Kgずつ残しました。

 

参考記事

種用の豆はLサイズよりMサイズのほうが良く育つという
何年か前の農芸高校生の実験記事が載っていました。
(探したのですが見つかりませんでした)。
責任は持てませんので実験されたらどうですか。
私は近年MサイズとLの微キズを種としていますが、どうにか育ってますよ。

 

ということで今シーズンの栽培記事は終了です。

 

 

 

12月28日

出荷しました。
Lサイズの餞別がどうにか終わったので出荷してきました〜ヤレヤレ!。
今年は多いか少ないか?刈り取り前の見た目は今はよく出来た印象でした、
が、脱粒が終わってみると今年の収穫量は選別前で約60Kgしかない??。
エッこれだけ?という感想でしたね。
これからサイズの分類をしてLサイズが45Kg、小が15Kgでした。
農協の目標は120Kg/10aですが実際は年によりバラツキがあります。
資料を調べると平成30年の平均収穫量が81.7Kg/10aだったのです。
ということは我が家は8aほどの栽培だったので・・・こんなもんかでしょうかね。
それをサイズによる分類を最初にして、それから良否を選別をして結果は
Lサイズの良品が39Kgでしたので
とりあえずこれを出荷しました(正月用にはもう間に合いません)。
残りの小サイズは年明けにまたボチボチとやります。
とりあえず年内の作業はこれまで・・6月〜12月ギリギリまでやっての作業
お疲れ様でした。

 

 

12月26日

しばらく記事が飛びましたが豆の選別を明けても暮れてもしています。
良品ばかりなら云うことなしですがそうはいきませんね。
出荷は良品と選外しかなく損なので、私なりの中間のランク分けをしています。

 

私なりの基準は
@ 1ミリ前後の微キズ・・・機械で脱粒するので回転が早いとキズがつくのです
ゆるい回転だと脱粒出来図に残ってしまうのです。
黒豆・黒大豆の栽培記録
この程度なら商品価値は選外になりますが種としてなら使えます

 

A僅かな割れクズ・・・家で食べるには充分です(煮豆にしたらわかりません)
           ただ家で食べきれないなどあるので必要分を残して
           もったいないけど完全割れクズとして出します
黒豆・黒大豆の栽培記録

 

B完全な割れクズ・・・これは選外として出荷します
           黒豆茶やきな粉などの加工品の原料になります。
黒豆・黒大豆の栽培記録

 

 

12月17日

昨日はあちこちの片付けにおわれ、今日はサイズの分別をしました。
この”ふるい”で選別します。
残るのがLサイズで落ちるのがMサイズ以下です。
黒豆・黒大豆の栽培記録

 

黒豆・黒大豆の栽培記録
原始的な作業ですね、終わったときは腕が疲れました。
明日から良・不良の選別をしますが、こらまた根気のいる作業なのですね。

 

12月15日

集落で所有している脱粒機(ビーンスレッシャーといいます)
集落の保管庫に入ってるのでまずは家まで持って返ります、
おおきな機械なのでトラクターでけん引します。
投入役と排出側で人手が要ります、脱粒されずに出るのも多く
手前に落ちたのはもう一度通します。
またクズが沢山でるので都度軽トラに載せていきます。
だから一人ではできず、近所の方にアルバイトを頼みました。
細かい埃を浴びながらなので作業環境は非常に悪いです。
これがビーンスレッシャーで白い方から投入します。
写真は過去のを使っています
(今年はアルバイトの方に気を使って写真をとりませんでした)
脱粒1

 

脱粒2
こちらが反対側です、青い袋に実が落ちてきます。
機械の下に置いてるのが手箕(てみ)です、これに脱粒できなかったのが落ちるので
もう一回通します。
殻になった皮は軽いのでファンで前にとばされます。
2時過ぎにとりあえず脱穀作業が終わったのですが量が少ないのですね。
昨年も少なかったのですが、どう見ても60Kgぐらいでしょうかねぇ。
5年前は120Kgはありました。
目安は1反で120Kgと言われてるので、私の圃場は約7アールくらいなので
90Kgくらいあるはずなんですが・・・。
今年はまあまあ豊作と思ってましたがなんででしょうね?

 

12月14日

今日は早や12月14日で忠臣蔵の討ち入りの日ですね、されはさておき
ほぼ黒豆の乾燥が進んだので明日脱粒をする予定です。
機械で脱粒するのでアチコチに干してあるのを前もって小屋へ集めておくことにします。
3週間干したのでよく乾いたのですがバラツキがあって、はじけて豆が落ちたののやら
まだ乾燥が足らないのもあるのですよ、まぁ仕方がないけどね。
こちら第二圃場です。
黒豆・黒大豆の栽培記録
こちらが第三圃場で軽トラに積んでるところです。
黒豆・黒大豆の栽培記録
第一圃場のは小屋の軒下にぶら下げてあります。
全部で約800株超あり、結構な数なので明日は何時間かかるでしょうねぇ。

 

 

11月24・25日

刈り取った株を運搬車で集めて
黒豆・黒大豆の栽培記録
パイプで作った架台に吊るします、こちらは第二圃場で
黒豆・黒大豆の栽培記録
こちらが第三圃場です。それぞれ200株以上あります。
黒豆・黒大豆の栽培記録
第一圃場はというと小屋の軒先に吊るしました、
きたない小屋なので写真は割愛します(汗)
これで乾燥させます。

 

11月23日

今日は刈り取りです。
草刈り機で刈るので事前に株元の土を三角ホーで少し削って草刈り機
の刃がスパッと通れるようにしてあります。
黒豆・黒大豆の栽培記録

 

11月19日

やっと葉取りが終わりました。
11日から始めて丸9日間、朝から夕まで根気よく作業しました。
単純作業で黙々と葉取りを一日中するので黒豆栽培の最大の難関でしょうね。
このようになりました。
まず第一圃場です、マリーゴールドと一畝ごとに植えたのでこのようになりました。
枯れ枝のようなのはマリーゴールドの枯れた者です。
黒豆・黒大豆の栽培記録
下は第二捕縄で右半分は小豆で先月収穫したところです。
黒豆・黒大豆の栽培記録
下は第三捕縄で左半分は小豆で先月収穫したところです。
黒豆・黒大豆の栽培記録
大きい葉であれだけ大きかった株も随分小さくなりましたね。
これで2〜3日おいて刈り取ります。

 

11月11日

11月も中旬に入りましたね。
枝豆での食べごろも終わり、これから黒豆になろうと頑張って?くれます。
落葉が始まると乾燥を促すために葉取りをします。
このような状態になれば残りの葉をとるのです。
黒豆・黒大豆の栽培記録
このようにさっぱりなりました。
黒豆・黒大豆の栽培記録
とは云え、じつは青々してる株のほうが圧倒的に多いのです。
黒豆・黒大豆の栽培記録
この状態では葉がまだしっかり付いてるのでハサミで一葉ずつプチプチきらねばならず
大変な手間がかかるのです。だから自然に落葉をするまでもう少し放置することにします。

 

10月22日

枝豆で食べられる時期も終わろうとしていますね
黒豆化がそろそろ始まります。
黒豆・黒大豆の栽培記録
先日まで青々しましたが、このように変色が始まりました。
黒豆・黒大豆の栽培記録
11月になって落葉が始まると乾燥を促すために葉取りを始めます、これまた大変なのですよ。

 

*それと今月上旬から始まった小豆の収穫が終わって昨日出荷してきました。

 

10月6日

黒豆も随分膨らみました。
黒豆・黒大豆の栽培記録
今年は久しぶりに実の付きが良いですね、うれしいいです。
黒豆・黒大豆の栽培記録
枝豆でたべるとうまいのですよ。
昨年は干ばつで実が膨らまず凶作でしたが今年は楽しみです。

 

10月3日

小豆の収穫が始まりました。
黒豆・黒大豆の栽培記録
小豆は茶色くなったものを選んで手でちぎっていきます。
これが一時に色がかわるのでなく部分的に一晩で茶色くなるのですね。
だから毎日が収穫で3週間ほど続きます。
黒豆・黒大豆の栽培記録

 

9月25日

経過報告です。
黒豆は現在こんなです。
黒豆・黒大豆の栽培記録
膨らみ始めていますね、あと3週間もすれば枝豆での食べごろになるでしょう。
昨年は干ばつで超不作でしたので今季期待してますよ!

 

さて小豆は
黒豆・黒大豆の栽培記録
色気づいて、じゃなくて色づいてきました。あと一週間もすれば収穫が始められるかも。

 

9月8日

小豆も早や鞘がついてきましたよ、ホラ
黒豆・黒大豆の栽培記録
見えますかね、黄色い花が二つあってその下に細長く何本か
ぶら下がっています。ことしは結構豊作かも・・・。期待しよっと!

 

8月31日

8月も早や終わりですね。
黒豆はどうなったかと見回るとオッ鞘がついてきたじゃないですか

見えますかね、まだ小さくてぺしゃんこですが4つほど見えます。

 

横のあずきも結構花が咲いてきましたよ

 

8月23日

小豆が急成長しています。
盆前から大雨・小雨の雨続きで各地で災害も多くでてますね。
当方、幸い災害は出てませんが大雨で畝間に水が溜まっていました。
水抜もつくってるのですが水平がとれてないためある箇所だけいつまでも
水が残っています。
そのせいでしょうかね、小豆の発育に影響しています。

左の畝の株は30cmくらいでしょうかねぇ、それに比べて
右の2列を見てください縦も横も倍くらいはあって黒豆と同じになりました。
こんな成長したのは初めてのような気がします。
また左の4列は黄緑色をしています、たぶん水分過多だとおもいます。
これからどうなるか・・・。
ひとつ花が咲いてるのが見つかりました。

去年の記録では9月1日に最初のはなを見つけてるので一週間
ほど早いですね。

 

8月7日

小豆の2回目の土寄せをします。
株が成長してるので土を充分にほぐしておかないとできません。
この管理機で通って土をほぐします、

この管理機はハンドルが180度回転するので土を前の両脇にとばしてくれます。
そしてジョレンでさらに株元に寄せてやります。

これが真夏の過酷な労働なのですね、おわるとホッします。
ビールがうまいのですね。

 

8月6日

黒豆に花が咲きました。
早ッ、今日はまだ6日ですよね、いつも盆頃ですが
一週間から10日早いですね。
5ミリ程度の小さく可憐な花ですね。

 

7月31日

7月も早や終わりですね、黒豆も随分成長しました。
黒豆の摘心をしました。

てっぺんにあるこの部分をプチッとちぎっていきます。
軽作業ですが猛暑で汗がダラダラ、午前中で完了しました。
摘心はこれ以上背が伸びるのを防ぎ枝を増やしてくれるのですね。

 

7月27日

昨日と今日とで小豆の一回目の土寄せをしました。
土をほぐして株元に寄せてやります。
そうすると土中に酸素を入れ、除草をして、かつ株元が安定して根の張り
がよくなります。
まずこの管理機で土をほぐします。

そしてジョレンで土を株元に寄せていくのですが、夏の作業で辛いのですね。
第2圃場が終わりました、左は黒豆です。

第3圃場も終わりました、右は黒豆です。

 

7月16日

昨日から小豆の移植を始めました。
こちらが第2圃場、左が黒豆です。
右側が小豆の苗です。黒豆は随分大きくなりましたね。

こちらが第3圃場です。

いずれも大雨のあとなのでジュクジュクです。
とりあえず完了してやれやれです。

 

7月14日

小豆が順調に発芽しました。
今年はJAで種を購入したので値段は高いけどさすがに発芽率はいいですね。

自家産のはバラツキが出ます。
ということで移植開始です。

7月8日

小豆の種まきをしました。

小豆は小粒なので一つのセルに2粒ずつ入れます。
そして覆土をして水をたっぷりかけて発芽を待ちましょう。

 

7月4日

2回目の土寄せを始めました。
どれが苗かわからないでしょう、草がよく生えて・・・。

ということでまず管理機で通って土をある程度ほぐします。
まずこの写真を見てください、
右の畝が土寄せ完了で左がこれからする畝です。

管理機で通った写真です、ある程度の除草と土ほぐしが出来ました。

あとは手作業です、ジョレンで土を株元に寄せていきます。
これが重労働なのですよ。
できたらこうなりました、きれいになりましたね。

とりあえず第1圃場がおわりです。
エッ真ん中の畝はなにか?って
そうなんです、マリーゴールドの種をまいたのですが草のほうが勝ってしまって・・・。
さてどうするかなぁ。

 

7月2日

ここまで成長しました。
これは第3圃場で昨日ナイロンカッターで除草しました。

次の写真は第1圃場で10日ほど前に除草したのですが
草の成長が早やく近くでみないとどれが苗か、という感じです。

あと一週間もすれば2回目の土寄せをしなければなりませんね。

 

6月24日

一回目の土寄せが終わりました。
圃場@です、8アールあるので一畝ごとにしました。
合間の畝はマリーゴールドを植えます。

圃場Aです、3アールほどですが右側の残りは小豆を植える予定です。

圃場Bです、ここも3アールほどですが左側の残りは小豆を植える予定です。

 

6月22日

一回目の土寄せを始めました。
最初に移植した苗が20cm近くまで成長しました。

そこで一回目の打ち寄せをすることにしました。
ジョレンで土を株元まで寄せるのです。

左の畝が土寄せ前、右が土寄せ後です。
よく分からないかもしれませんね。
土寄せをすることによって除草、中耕そして
株元がしっかりしてくる、の効果があります。
一回目ということは2回目があるのですよ。

 

6月20日

予備苗の移植
苗を多めに作ってるので捕植用として植えておきます。

苗がまだ小さいですが畝の湿り気がよい感じなんので移植します。
写真のように畝の中央から少しずらして株間に植えます。
そうですね6株に一株くらいの割合でしょうか。
ネキリムシにやられたらこれを捕植して補います。
残ったらそのまま育てるのです。
以前どこかの生産者の方の記事を参考にしてます。

 

6月19日

不良豆の発芽実験報告
6月12日はしわ豆、きず豆、小粒豆を撒いたらどうなるか
の記事でしたね。その後の様子です。

ちょっと見にくいですが左2筋がしわ豆
中央がきず豆、右側が小粒豆です。
いずれも発芽はするようですね、
ただ発芽率をみると小粒豆が多くしわ豆も半分くらい出たでしょうか。
傷豆がやはり発芽率が落ちる感じがします。
もう少し様子を見てみましょう。

 

6月14日

昨晩も雨が降って絶好の移植コンデションです。
昨日の続きで移植をしますが昨日植えた苗を見て回りますと
早速ネキリムシに4株やられてます。
以前の写真ですがネキリムシとはコイツです。

見つけて殺しておかないと捕植したもまたやられます。
ハラがたつやらガックリくるやら・・・。
さて気分を取り直して黙々と移植をしまして3時でやっと終わりました。
しゃがんで立っての繰り返しで足腰がイテテテ、お疲れ様でした。

 

6月13日

夕べはしばらくぶりに雨が降りました、畑が潤います。
さて苗はどうなったか

オッ結構成長しました。
畝が雨で湿って移植のチャンスです。ラッキー

発育にはバラツキがあるので空のトレイに良い苗をピックアップします。

クワの柄で事前に穴を明けておいて、そこへ効率よく移植していきます。

 

昨年までは移植器の『なかよしくん』でやってましたが

今年は使いません、というのも後から手で株元に土を被せて回るので
二度手間なのですね。
何年か使ってみたのですが私の感想は
乾燥したサラサラ土ならスムーズなのでしょうが
それだと根が付かないのですね。
やはり土を湿らせて移植する必要があります。
そうすると『なかよしくん』の先に土が付いてうまくできずに手直しが必要でした。
ということで今年はしゃがんで立っての繰り返しですが頑張りました。
明日も続きをします。

 

6月12日

実験
種には使わない不良豆を撒いたらどうなるか?
ちょっとヒマなので試してみます。
まずシワくちゃのもの

次にキズもの

そして規格外の小粒のもの(右端のがMサイズです。)

苗箱に撒いてみました、10日で報告できるでしょう。

 

6月11日

播種からちょうど一週間が過ぎました。
6割り以上が発芽しましたね。

私は軽トラの荷台で苗まで育てます。
というのも芽がでると日光に当てないと徒長するのですよ。
つまり暗い場所だと夜と間違えて成長しすぎてヒョロヒョロになってしまいます。
昼夜の変化が大事なのですね、それと日光そのものが必要です。
ただ芽が出だすと鳩が食べにくるので
軽トラの上で金網を掛けてさらにネットで覆っています。
日中は外に出し夕方には小屋に移すには軽トラが便利なのです。

 

6月8日

発芽の兆し

でてきました。

4日目です、生命の神秘をいつも感じますネェ。

6月4・5日

種まきをしました。
例年どおりセルトレイに土を入れてそこへ撒きます。
前もって水を充分カケておいて

このヘソが上にならないように横か下向きにおくのです。

一粒づつ丁寧に置きます、少し根気がいりますね。

 

 


そしてその上に少し覆土をしてもう一度
水をたっぷりかけて出来上がりです。
これから苗になるまで朝夕水やりをします。

 

 

6月3日

梅雨ですが好天が続いているので畝たてをしました。
午後から雨との予報で急いでいたため写真を取り忘れ・・・。

(撮影は6月6日です)

 

5月12日

この圃場は連作障害防止のため昨年休ませてマリーゴールドを植えてました。
昨日のニュースで九州地方が梅雨入りしたそうで例年より19日も
早いのですって、ということは当地域も1週間後には梅雨入りか?
それなら圃場の準備をしなければ、ということで鶏糞をまいて
トラクターで鋤きます。
4月に一度除草を兼ねて一度鋤いてあります。
その時に気づいたのですがトラクター前輪の左右に回転する車軸から
オイルが洩っていたのです。
こいつも古いからなぁ、と思いつつ農協に修理に出しました。
約5万円の修理代、痛いけどまだまだ使うので仕方がないですね。

 

 
鶏糞を撒いてトラクターで鋤き、3週間ほどなじませます。
ここは8アールありますが黒豆栽培は重労働なので
3分に1程度にしてあとは花を植えようかな、とか考ええますが
あとの3分の2をどうしようかな・・・。

 

2022年、今年も黒豆栽培の時期がきました。

 

今年もよろしくお願いします。

 

長い冬が終わり、初夏になりましたねぇ。

 

米作りの農家さんは田植えを終わってホッとされてますが、
豆作りはこれからのスタートです。

 

ゴルデンウイークの頃からぼちぼち周辺の草刈りや
苦土石灰の散布、鶏糞撒きと下準備をしております。
近所の方は豚糞をいれるおられますね、
私は鶏糞を少量だけ気休め程度しか入れません。

 

5月25日

畝立てをトラクターでしました。

 

日程的には少し早いのですね。
種まきが6月早々で10ほどかけて苗出ししてから移植するので
2週間後くらいに畝立てするのが理想なんですが今年の梅雨入り
は早い、という予報がありました。
雨でジュクジュクでは畝は立てられないのです。
ということで早いのは承知で作業しました。

 

トラクターで畝立てするのですが培土器を付けてする畝間をつくる方法と
爪を中央に向けて走行して土を中央によせる方法があります。
どちらも一長一短ありますが今年は爪を替える方法でやりました。

 

圃場Aです、8アールあります

 

圃場Bです、4アールあります

 

圃場Cです、4アールあります

 

5月26日

試し撒きをしました。


傷があったり小さかったりの選外品です。
発芽率が若干落ちるかもしれませんが発芽したら苗の状態を見てみましょう。

 

10cm間隔でとりあえず撒いてみました。

 

5月28日

下準備として今日はセルトレイに土を入れました。


これです、市販品は128穴ですが私は半分にカットすると正方形になって
使いやすいのでそうしてます。なので64穴です。

 

これがいれる土ですが、種まき用でちょっと高めなんです


 


移植小手で軽く土をはりますがフワフワなのでドライバーの柄で軽く圧縮します


このようにペッシャンコになるので再度土を入れてもう一度柄で押して
その上から追加で土をいれで出来上がりとします。

 

64穴のトレイを今日は23枚作りました。
64X23なので1472粒の種をまくことになります、
不良率が80%として1177株、70%として1030株ですね、
予備苗も必要なのでもう少しつくりましょうかねぇ。

 

5月31日

5月も早や終わりですね。
26日に試しに撒いた種を見に行きました、一つ出ていましたね。


生命の神秘・・・えらいもんですねぇ。

 

先月20日頃の天気予報では今年に梅雨は早まりそう
と云うことで畝立てを早くしました。
ところが今朝の予報では近畿地方は6月11日頃で少し遅め、だと
逆じゃないか、と予報に少しがっかりやら、それだけ難しいのだろうと思ったり・・・。

 

6月5日

種まきをしました。
先日セルトレイに入れた土に水を充分かけておきます。

 

そして一粒ずつ丁寧に置いていきます。
この時のポイントはヘソを真横にするのですね。
農協の指導ではヘソを真下に、とありますが、
農業高校(名前は忘れました)の実験結果では横向けのほうが発芽率
が高かったそうです。

 


これに覆土をしてジョーロで水をかけてひとつ出来上がりです。


これを23回繰り返します、4時間半かかりました。あーしんど!

 

私はいつも軽トラで苗だしをしています。

 


発芽したら日光に当てないと徒長するのですね
だから軽トラだと移動させるのに便利なのです。
そして移植する時もこのまま畑に行けばいいのですよ。

鳩に食べられないように金網を載せています。
安全のためにさらにネットをかけておきます。

これで発芽を待ちましょう。


 

6月8日

撒いた種は3日目だけどどんな感じ?


豆の姿が見えてきました、ちょっと早いかな
水分を吸って膨らんで出てきたのかも知れない。
覆土が少なかったかも、も少し土を被せて様子を見ましょう。

 

試し撒きをしたのはどうなった?


6〜8cmになりました、くず豆でも結構出るもんですね。
播種から13日目です。

 

ちなみに近所のカズオさんは5月22日に直播されましたが
チラホラしか苗がでていません。
たぶんカラカラ天気が続いたからでしょうね。
種まき風景をチラッと見てましたが、ちょっと撒くのが早すぎでは
と思いましたがよそ様のことですものね。

 

6月9日

発芽の兆しが見えてきました


ちょっと写真では見えにくいですね
まだ数粒ですが皮が剥けた状態のが顔出ししてきました
明日になればも少し芽らしく見えるでしょう。

 

6月13日

その後どうなった?
播種から8日目です、7〜8割くらい発芽しましたね。
朝6時半の写真です

 

夕方の写真です


撮影距離が違うので余りよくわからないですが、朝より少し成長していますよ、
明日が楽しみ〜。

 

これから数日間の雨と苗の成長とが気になりますね。
畑に水分がないと移植しても枯れてしまいます。
移植する前日に雨しっかり降ってくれたらいいのですが・・・・。
日ごろの行いはいいのになぁ(ホンマか???)。

 

6月15日

昨日は良い雨が降りました。
苗が成長していれば絶好の移植日よりですね。
で苗はというと昨日は気温が低く余り成長してないようですが
今朝みれば割れ目からやっと葉が出始めました。

 


葉の出たものをピックアップして別のトレイに移して試しに移植してみることにしました。


根も結構生えてますね

 

こんな感じで移植です


本当はもうちょっと葉が何枚か出てから移植するのですがね


もうたぶん鳩も食べないと思うのですがね、ちょっと心配しています。

 

6月16日

昨日は試しに2畝に移植をしました
朝一見に行きますと鳩には食べられてなかったですが
ネキリ虫に一株やられてました。


ハサミで切ったみたいでしょ、腹の立つこと。


こいつが犯人です、探してころしておかないと・・・。


朝食を済ませて移植の続きを本格的にやりました。
でネキリムシにやられたところを捕植にいくと、
アリァその横もまた切られてるじゃないですか。


他にもまだいたのですね、これから当分ネキリとの戦いです。

 

気を取り直して葉の出た苗をピックアップして移植を始めました。


今日は朝9時〜3時半までがんばりました、足腰がガクガクして
きたのと、今日は苗がつきました。明日になったらまた成長苗ができるでしょう。
とりあえずA畑(8アール)が終わり、おつかれさま。
といっても一畝ごとに花を植えるのとトラクターがUターンするところ植えないので
実質4割程度の作漬け面積でしょう。


苗が小さくてまだ見えないですね、畝に点々見えるのが植えたところです。

 

6月17日

植え終わったA畑を見に行くとなんとネキリ虫に20株もやられています。
捕植もしなければならずショックですね。
余計な作業と株がもったいないです、クソッ

 

それはそれとして今日はB畑の左半分を移植しました。


右半分は来月に小豆を植える予定です。

 

6月18日

今日はネキリの被害14株です、ウーム!
予備苗ようにもう少し種まきがひつようかも知れませんね。

 

またそれはそれとして今日はC畑の右半分に移植をしました。


これで一通りの移植が完了したわけですが
予備苗の移植がまだ残っています。
それとネキリ被害が今後どうなるかですね。
足腰がくたびれたので今日はビールを飲んであしたゆっくり対策を練りましょう。
おつかれさま!

 

6月19日

捕植用の苗を一部移植しました。
植え方はこのようにします。
イラストがうまくないのでエクセルで簡単なものをつくりました。


黒丸が等間隔の苗です、そして赤丸が捕植用の苗です。
何処だったかの栽培指導にありました、5株毎に中央より少しずらして植えてくのです。
捕植苗が必要になったらこれを使います。
そして残ったらそのまま成長させるのです、これはいいと思いませんか。
私はこのやり方を続けています。

 

今日はネキリ害は14株でした(トホホ)

 

 

6月20日

このところ村の用事が多くて、作業が一日2〜3時間しかできないのです。
その為捕植用苗の移植がまだ終わってないのに成長ばかりしてしまうのです。
つまり徒長するのですね。
16日に移植したA圃場の苗がこれです、いい感じになってますね。

 

ところがこれから使うトレイ上の苗がこれです、伸びすぎなのですね、
でも予備苗なので仕方がないのでこれを使いましょう。

 

といことで17日に移植したB圃場で捕植を続けていると、こんな株を発見


上の葉が左右に広がらずに万歳しています、これは水分不足なのですね。

 

これはいけない、捕植よりも先に水分を与える必要があります。
ジョウロで水をやっても追っつきませんので畝間冠水します。

 

でもC圃場は18日にもっと乾燥した状態で移植してるのでこちらを先に水を張ります。


畝に水を吸収しながなのでなかなか進まず時間がかかります。
予報ではまだしばらく雨が降りそうにないので今日はC圃場でしたが
明日はB圃場に水を張りましょうか。

 

 

6月22日

昨日は良い雨が降って助かりました。
20日には雨の予報がしばらくなかったので頑張って水を張ったのですが
一日で予報が良い方にはずれて・・・まぁよかったですがね。
さて相も変わらずネキリムシとの戦いが続いております。
移植後一週間で約80株ほどやられましたので薬をまくことにしました。
これです「ダイアジノン」、何年か前に買っていたものです。


ところが期限を見ると2016年、ありぁどうしよう、
効果がなかったら今日の作業が無駄になるしな・・・、とか思案をしつつ
まぁ未開封だし見た感じは変質もしてないようなので散布することにしました。

 

散布して気がついたのですが葉が穴だらけで虫に食われているのです。


ナキリムシは土中ですがこれは羽のある小さな虫です
次から次と敵があらわれますね、この対策はまた明日考えよっと。
さぁシャワーしてビールだ!!

 

 

6月23日

ネキリムシ害が3件まで下がりました。
昨日ダイアジノンを散布したところもやられてました。
ただ先週と比べるとガクンと害が下がりましたね。
たぶん株元が段々太くなってきたので虫がかみ切れなくなるからでしょう。
先週の幼い苗のころは地面スレスレで齧られていましたが
今朝の被害株をみると葉のすぐ下まで昇って齧っているのです。
ということはもう少しの辛抱でしょうね。

 

さて苗の成長度合いはこんなものでした。
播種から18日目です、

 


いい感じになってきました。虫食いがちょっときになるのでよく観察しましょうか。

 

 

6月24日

朗報です、ネキリムシ被害がやっとゼロとなりました、ヤレヤレですね。
ここのとこ8日間ほど豆の移植とネキリ対策にあけくれました。

 

ご近所の黒豆栽培農家の様子ですがバラバラなのですね、
それぞれの想いと考えがあるのでしょうが
@カズオさんは5月22日に種撒きをして今日は2度目の土寄せをされてました。
A別のご夫婦は二人で苗の移植をされてました。
Bまた別のグループは今日「ごんべぇ」で種まきをされてました。

 

そして我が家は今月5日の播種で現在15cmくらいの成長度です、

 

6月25日

今日は一回目の土寄せをします。
ジョレンで土を株元によせて行きます。



土寄せ後です


こんな感じです。一畝毎の栽培なので両サイドはマリーゴールドの種を昨日撒きました。


今日はA圃場(8アール)をしました。猛暑で重労働なのですよ。

 

土寄せは
@土に埋めたところから根が出て根の張りがよくなります。
A土中に酸素を送ります。
B雑草の芽を土中埋めるので除草になります。
の効果があります。

 

6月26日

昨日に続き土寄せをしました。
B圃場です。左半分ですが雑草のほうが目立ってますね。

(右半分はあずきの予定です。)


C圃場です。右半分です。ここも残りはあずきの予定です。


どちらも200株程度なので午前中で終わりました。

 

一回目の土寄せということは2回目もあるのです。
背丈が30cmくらいになったら行います。

 

6月30日

28日に梅雨明けしましたね、ナントまぁ!
畑がカラカラになってきましたよ、まぁ順調な成長でしょうが水が必要になってきましたね。
A圃場(8アール)の様子です。向こうまで遠いでしょ。


こちらはB圃場(4アール)です、畝間冠水をしました


小さい圃場は冠水も楽でいい感じですね。

 

どこの田んぼや畑も水不足になってきて取り合いになってます。
まさに「我田引水」の昨今です。
明日はA圃場に水を入れる予定ですが広いので上手く均等に
水が張れず毎年苦労します。

 

7月1日

A圃場(8アール)に水を張りました。
広いのでほぼ一日かかります、また池の水位も下がっており
役員さんも量を絞っていて流れてくる水が少ないのです。
クワで水を誘導するように掘ります


ですがカラカラ土にしみ込むように流れるのでとてもスローなのですね


一畝毎に黒豆と花を栽培するので写真のような植え方になってます。
充分ではないけれど4時にどうにか入りました。

 

今日は太平洋高気圧とチベット高気圧の二重構造かなにかで
当地域は36度の高温注意報が出ています。
昼からは外に出ない方がいいのだけれど・・・。

 

7月3日

先日苦労して水を張ったら今日は大雨洪水警報出ました。
なんたる天気予報、おとといの水張した日にはそんなこと云ってなかったじゃないか
と思いつつ、でもそれだけ予報も難しいのでしょうね。

 

畑はプール状態。雨の中クワを持ち排水を促すように畑のなかを
ジャボジャボ歩きました。
そんなんで写真が撮れませんでした。

 

近くを通る山陰線が運航休止、また近くを通る高速道路で土砂崩れが
あったそうです。

 

7月5日

3日ぶりくらいに見回りをすると枯れているのがありました。
写真ではわからないほど株元しか残っていません。


引き抜いて予備株を移植します

 

このようなのが今日は4株みつかり、それぞれ捕植しました。

 

7月7日

二回目の土寄せをします。
肉体的に一番しんどい作業です、しかも暑い時期に!
まず管理機で畝間を通って除草と土ほぐしをします。(写真は過去のです)


これだけで11時までかかりました、機械操作も結構疲れます。
そしてジョレンで土を株元に寄せていくのです。2畝したところで昼に。

 

午後は暑くて無理をせずに小豆の種まきをしようとしたら、しまった。虫がわいています。


もったいない・・・。仕方なく隣町のJAへ買いにいきました。
今日はこれまで。

 

7月8日

今朝は5時半に起きて土寄せを始めました。
あさは涼しくて楽です、疲れが全然ちがいますね。
7時に中断し朝食を済ませてまた続行です、午前中にどうにかできました。

 


隣の畝はマリーゴールドが出てくるはずです。

 

午後は小豆の種まきをしました。2粒撒きです。

 

7月10日

今日はC畑(4アール)の土寄せをしました。
管理機で土をほぐし、ジョレンでセッセと・・・。
でも暑くて休憩ばかりです。
2畝終わったところで雨が降ってきて中断、やんでから再開ですが
土がべちょっとしてやりにくくなってます、ジョレンに土がべっとりついてくるのですね。
でもどうにか頑張ってこの状態になりました。


br />左側の草の生えてるところは小豆をこれから栽培する予定です。

 

7月11日

今日はB畑(4アール)の土寄せをする予定ですが昨夜も雨が結構降ったのです。
でもジュクジュクで管理機をいれても沈んで抵抗がおおきくなって前進せずにエンストするのです。
仕方なくジョレンで泥土となった畝の土を株元へすこしずつ寄せました。


でもやったかやってないかわかりませんねぇ。
天気が回復して乾燥したらもう一回やりましょうか、どうしようか。

 

7月14日

雨がずっと続いています。
8日に撒いた小豆が苗になってきました。


移植の時期になりました、本来なら草だらけの畝を鋤いて立て直しをするのですが
ジュクジュクで最悪のコンデションなのです、でも習慣予報ではまだ一週間以上
天気マークがないのですね。
なのでイチかバチ、やけくそで移植してみます。

 

移植のあとですが苗が小さいのでよく分からないでしょう。


近寄ってみます。


こんな畝間です、あるくのも困難ですね。


半分終わったところでまた雨が降ってきました。

 

ことしの梅雨は晴ればかりで水不足になり、梅雨明け後は雨ばかり。

 

7月22日

雨がずっと続いています、昨夜も結構降りました。
畑に水がずっと溜まっています、あまりいい状態ではありませんね、
でも自然のことだから仕方がない。
このところ見回り程度ですが黒豆が随分成長しました、
大きいので私のヘソより高いのもいます。
(黒豆の畝間の草むらはマリーゴールドが植えてあります、いずれ花畑になるでしょう)

 


ということで今日は大きいのをよって摘心をしました


これを指でちぎります、これをすることで上に伸びるのを抑えて枝を増やします。

 

7月24日

小豆がピンチです。
13日に移植してから10日以上になるのに成長しません


移植時より少し大きくなった程度なのです、
たぶん畝が濡れた粘土状でかつ、雨が降り続き今でも畝間がジュクジュクで
たぶん呼吸困難になっているのでしょう。
これはもうダメですね。


これからどうなるか、全滅か何割か残ってくれるか神のみぞ知る。
まぁ自然相手だからなるようにしかならない。
川の氾濫で作物が水没の地域もあるのだから(と言い聞かせてます)

 

8月3日


黒豆に早や花が咲きました。

 


以前は盆過ぎに先始めて、3年ほど前から盆前にさくようになって
今年はなんと8月3日とは・・・。

 

 

 

8月13日

花がたくさんついてきました。
ここで水分が必要なのですね、水が足らないと花が落ちてしまうのです。
そうなるとさやが付かなくなります。
もう10日以上雨が降らず畑はカラカラです。
天気予報では午後から雨が降るとか云ってますがアテにならない。
予報だからはずれる可能性もあるし、降っても潤うだけの量が降らないかもしれない。
と思案しましたが、やっぱり安全をみて畑に水を入れようと決心。
水がきました。


でも草がボウボウで水がよく見えないので草を刈ます。


8アールの畑なので午前中入れてもまだ半分を張れてません。
昼食を済ませてしばらく見ていると雲ゆきが怪しくなってきました。
午前中は青空だったのに予報があたるのか、思っているとにわかに大雨が降ってきました。
午前中の作業は無駄にはなりましたが全面が潤うには十分な雨です。
他のほ場もあるので助かりました。

 

 

8月28日

しばらく更新が止まりました、じつはサイトのデータが消えて復旧作業をコツコツとしておりました。

 

さて、サヤが付いてきましたよ。

花が散って、そのあとこうしてサヤになってくるのですね。

2cmにも満たないかわいいもんです、これからが楽しみです。

 

栽培とは関係ないのですが我が家の庭にあるちいさなお稲荷さんのすず
にかえるが鎮座しています、餌になる虫がくるのでしょうかねぇ。

 

 

9月4日

サヤらしくなってきましたよ、結構沢山ついてますね〜ヨシヨシ。

 

 

 

 

 

 

9月8日

小豆に花が咲いてきました。

下の写真で下部7割くらいが小豆で上部は黒豆です。
小豆の移植が7月の雨続きのジュクジュクの時だったので根腐れをしたようです。

白いロープが見えるところが根腐れを起こして枯れたとこです、
結構歯抜けになってますね、
でも8割りくらいは残ってくれたので良しとしましよう。
また土寄せ時に雨で畑のコンデションが悪く今シーズンは一回も土寄せをしてないのです。
こんなの初めてですね。
でもしんどい土寄せをしなくてもどうにか成長してくれたらこれで良し、いい経験にもなります。

 

 

9月20日

夏風邪をひいたのか、ワクチンの副反応かで微熱が8日ほど続いて体調不良でした。
さて台風14号が通り過ぎました、九州のほうは被害が大きくて気の毒でしたね。
お見舞い申します。
当方は豆が少し倒れたくらいなので良しとしましょう。

サヤも発育してるようですね、

小豆もサヤがついてきました、先日ロープを張ったので倒れてません、よかった!。

下は8アール畑の黒豆です、
一畝毎にマリーゴールドを植えてるので花と雑草とでごっちゃの感じです。

 

 

10月1日

今年はどこも豆は順調のようですね
たぶん8月以降の雨の振り方が良い具合だったのでしょう。
乾燥した頃に適度の雨が降って・・・。

 

黒豆です

豆らしくなってきました、あと10日〜2週間もすれば枝豆で食べられるでしょう。

 

そして7月には根腐れで心配していた小豆ですが7割ほどは残ってくれて
実が色づいてきました、そろそろ収穫が近づいています。

 

 

11月18日

随分と更新が遅れました。
でも黒豆の作業としてはなにもしてなくて10月に枝豆で少し食べたことですかね。
さてその後の黒豆はといえば・・・
以前は11月になれば落葉が進んで葉取りをして乾燥を促すのですが
近年、落葉が進まず上部の葉は少し茶色くなるのですが、その下は青々としてるのですよ。
ご近所さんも同じなので仕方がないですね。
ということでない知恵を絞りました。
園芸用のバリカンがあるのですが100V仕様です、
でも死んだ爺さんが発電機を持っていましてね。
それらを使って効率よく葉の上部を刈り取ることにしました。
これがバリカンです。

運搬車に積んだ発電機です。

左が刈り取り前で右が上部を刈り取ったものです。

中にはこのように紅葉したのも僅かはあるのですが

ほとんどはこのような青いのが多いのですね。

昨年と比べても2週間は遅れてますね。

 

明日から手作業で一株づつハサミで丁寧に葉取をすることにします。
今年は正月に間に合わないかも・・・。

 

 

11月28日

少し落葉が進んだ株を選んで刈り取りました。
「黒豆は正月に間に合わんで」と家内にいうと「ほんなら買おか」というので
「バカなことをいうな」てな会話で、昨日から家で食べるぶんだけ刈り取っています。
刈り取りハサミでブチッと・・・。。

運搬車に積んで乾燥場に架けていきます。

2日間でこのくらいです、全体の2割もないくらいでしょうね。

これだけは家でも食べられないですね、
これからまだまだ重労働が続きます。

 

12月12日

葉取り根気よく作業を続けています。
そして葉取りの終わったものからすこしづつ
刈り取って架けていき第一乾燥場がいっぱいになりました。

第二乾燥場にも架けていきます。

しかし青い葉の株がまだ結構おるのですよ。

例年より3週間以上遅れていますが、まっボチボチやりましょう。

 

 

12月19日

2週間以上かかったどうにか葉取りが終り、急いで刈り取りをしました。
しかし、さやがついても実が膨らんでいない株が多いのですよ。

枝の外側は実が膨らんでも中央にいくほどぺっしゃんこのさやがおおいのです。
仕方なく刈り取って畝にそのまま置いときます。

近年収穫量が落ちています。
近所の人も『収量が落ちてしかも実が小さいな』と云ってるので
我が家だけ豊作とはならないですね。

 

12月29日

年末ギリギリですが脱粒します。
一人ではできないのでシルバーに応援を頼みます。

これは過去の写真ですが私どもの集落が所有している脱粒機です。
しかし近年まわりでも生産者が減ってこの機械を使うのは私だけとなりました。
二人で作業します、乾燥した株を投入する人と前では
脱粒できてないサヤが下に落ちるので箕で受けてもう一度機械にとおします。
すごいホコリが舞うのでゴーグルをしての作業で結構重労働なのですよ。

 

12月30日

脱粒が終わるとまずサイズの降り分けをします。

原始的ですがこの振り分けようのフルイを使います。

フルイに残ったのがLサイズ、落ちるのがMとSサイズですね。
この作業は収量が少なかったので半日で終わりました(でも腕が筋肉痛になりますよ)

 

12月31日

きょうは大晦日。
正月準備の合間に選別を始めます。
この作業がまた・・・

オボンに少しずつ入れてワレや虫食い、しわ、傷のあるものなどの不良豆
を取り除いていきます。
・・・明けても暮れてもこの作業がつづくのです。
2時間もすると集中してるので目が疲れて休憩を多く取ってノンビリとやります。

 


右端のプラスチックケースのが良品
次の左横が屑
次の左横がワレや傷もの
その横がごく僅かな傷もので自家用で消費したり、種としても使えるのですね。
大変な手間ですがこのような分類にしてます。

 

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1月12日

選別作業がやっと終わって出荷しました。
結果はLサイズが13kg、S.Mサイズも13kg、ワレ等の選外が7kgでした。
選外のは黒豆きな粉や黒豆茶などの加工品として買い取ってもらえます。

 

1000株ほど植えましたがこの収量に終わりました。
昨年の半分程度になってるのですね。
どことも収量が落ちてるから仕方ないです。

 

黒豆の栽培者がへってるのと、栽培されtも10月に枝豆として出荷する人が
増えています。
やはり秋からの葉取、刈り取り、選別とたいへんな手間がかかるので嫌がるのですね。
だから黒豆はだんだんと貴重品になって来るでしょう。

 

ということで今シーズンの栽培記録を終了いたします。